プログラミング教育推進月間【プログラミング教育について⑤】

2020年度から、すべての小学校でプログラミング教育が必修化される。
その内容と、私の意見をまとめていきます。

【私の基本スタンス】
プログラミング教育は絶対やったほうがいい。
しかも実際にコードを書いて、なにかを動かす程度までやったほうがいい。
また、本気でプログラミングをやるなら数学もいままで通りしっかりやったほうがいい。ITによって何ができるのかを知る必要があるから。
プログラミングを知っていれば選択肢と視野がものすごく広がる。
視野や選択肢を広げてあげることが学校の重要な役割。


【なぜプログラミング??】
「プログラミング教育必修化」を聞いて、予備知識やフィルター無しで考えたとき、自分は以下の目的があるんじゃないかと考えた。

現在の私の考え
①第2のSteve jobsを日本で生み出したい「ヒーロー育成計画」
②プログラミングで「何ができるのか?」を一般教養にしたい
③「プログラミング的思考」を身につけさせたい 

今回の記事は、先日文部科学省より発表された「プログラミング教育推進月間」を紹介する。また、教師の役割について私の考えを書いていきたい。

【プログラミング教育推進月間は2019.9月!】

上記リンクは文部科学省のHPのリンクである。このプログラミング教育推進月間の詳細はぜひ、リンクを読んでみてください。正確な内容が分かります。

簡単に言うと、めちゃくちゃすごい取り組みである、ということです。なにがすごいかというと、大手の企業が全国の小学校に対してプログラミング教育の授業をする、ということです。その大手企業がすごい。トップ・オブ・トップばっかりです。


Apple Japan, Inc.
株式会社NTT ドコモ
グーグル合同会社
佐川急便株式会社
積水ハウス株式会社
Twitter Japan 株式会社
株式会社ディー・エヌ・エー
トヨタ自動車株式会社
日産自動車株式会社
日本郵便株式会社
ひろしま自動車産学官連携推進会議
フューチャー株式会社及びライブリッツ株式会社
株式会社Preferred Networks
本田技研工業株式会社
ヤマトホールディングス株式会社
LINE 株式会社
リコージャパン株式会社


さて、こちらの起業の方が学校に対して授業をやってくれます。申し込みましょう。

この申し込み期限が3月15日。まだ、来年度の人事も発表されていない、学校がかわるかもしれない、けど、申し込みましょう。
その決断力のある先生のもとにのみ、このプログラミング教育の最先端が届けられます。決断しないところ、申し込まないところにはチャンスがないのです。

【株式会社Preferred Networksについて】

一社だけ、preferred networksを紹介させてください。他のappleとかgoogleとかはみんな知っていると思うので。
この会社は、現在、日本で唯一のユニコーン企業です。ユニコーン企業とは、「起業10年以内かつ時価総額10億ドル以上(1250億ぐらい)」の会社をいいます。ユニコーンのように伝説的な存在であるということです。

この会社は、企業むけのAIサービスを展開しています。ディープラーニング、機械学習などのプロフェッショナル集団ということですね。こんな企業の方が小学生に授業を行うという驚きのプロジェクトなんです。



【教師の役割とは】

今、テクノロジーの発達によって世の中が変化している真っ最中です。そんな世の中なので、教師の役割も見直したほうがいいと私は考えます。

結論からいうと、教師の役割は「ロールモデル」か「伴走者」だと思います。

先生と呼ばれるのは、なにも学校の先生だけではありません。オリンピック選手は多くの人に活力と夢、行動力などを与え、人を変える力を持っています。このオリンピック選手は、いい先生なわけです。

そのような夢を与える人、「こうなりたい!」という憧れの人を「ロールモデル」と定義しましょう。
このロールモデルは子どもに多大な影響を与えます。

そして、今回、プログラミング教育推進月間に名を連ねる企業は、今の時代の「ロールモデル」だと私は思います。最良の教師です。


もうひとつの役割は「伴走者」です。子どもが夢に向かっていくために、一緒に走ってくれる人、頑張るための環境を用意してくれる人、スキル獲得のために子どもの生活を管理してくれる人などは伴走者です。
このような存在は、人が成長するためには必須です。

【教師は、どんな教師になりたいのか】

私の教師感を述べさせてください。教師という人々は、何をめざしているのでしょう。ロールモデルになりたいのか、伴走者になりたいのか。

私は、ロールモデルになりたいです。
憧れられること、夢を与えること、背中をみせること、そんな存在になりたい。だから教員をつづけている。

一方、ロールモデルになるのは困難です。目にみえる実績をつくったり、だれからも称賛される人物でなければいけません。

ロールモデルになれない先生は、伴走者になるしかない。

でも、学校現場には、ロールモデルはほとんどいない。

このプログラミング教育推進月間の内容をみて、教師の役割ってなんだろうか、と考えてしまいました。


【学校にロールモデルを呼ぶ。最高の先生を子どもに届けよう】

今回のプログラミング教育推進月間に申し込めば、ロールモデルを子どもたちに引き合わせるチャンスを勝ち取ります。

ぜひ、申し込みましょう。そして、申し込んだ方がいたら教えてください。どんな授業になるのか、あとを追いたいと思っています。




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