【EdTech】中国の教育系ユニコーン企業①

キーワード

EdTech, ユニコーン企業, 中国, 教育

※ユニコーン企業とは
設立10年以下の企業で、評価額10億ドル、なおかつ上場していない企業のことを言う。そんなユニコーンのような”まぼろし”の企業は、現在日本には1つ(プリファードネットワークス)しかない。

※EdTechとは
教育(Education)×Technologyのこと。オンラインの英会話やスタディサプリなどはEdTechと言える。


中国にはEdTechでユニコーン企業が5つもある。


これは衝撃だった。
なぜ衝撃だったかというと、日本にはEdTechでそんなに急成長した企業はないからである。よって、「EdTechはあまり金にならないのでは?」という固定観念があったから衝撃だった。

記事をまたぎながら、1つずつ紹介していきたい。これは教育関係者なら知っておいて損はないと思う。

というか、単純に「教育で大成功したすげーバケモノみたいな企業」のことを知れば知るほどワクワクすると思う。



①VIPKid

中国の「アリババ」を創ったジャックマー氏などから1億ドル(100億円以上)の資金調達に成功したVIPKid。

そもそもジャックマー自身、英語が大切だと小学生のころから気づいていたという。近くのホテルに泊まる外国人観光客を捕まえて英語の勉強をしていたジャックマーならば、たしかにVIPKidに投資する気がする。


つまり、何が言いたいかというと、中国では教育に莫大な金額を投資する文化が日本よりも強いだろう、ということが言いたい。


VIPKidについては、リンク先の動画をぜひ見てほしい。
英語圏の子とオンラインでコミュニケーションをとる子どもがかわいい。


VIPKidは、日本にもある英語オンライン学習と同じような構造だと思われる。
オンライン・マンツーマンの英語学習ができる。英語を勉強したい人と、英語を教えられる人のマッチングをしてくれる。

英語を勉強したい人というのが、「幼児」に対応している。
面白いのは、英語を教えられる人は、英語の純ネイティブの人でなおかつ学校の先生が多いようだ。
アメリカの学校の先生は、(日本もそうかもしれないが)給料が低いところは低い。
そうすると、VIPKidで夜、中国の子どもにも英語を教えれば副収入がえられる。

まさにWin-Winの関係をうまく作った素晴らしいケースだと思う。


成功の秘訣は、中国の圧倒的な市場規模と、危機意識だと思う。
英語が出来る=将来の収入が確実にアップ
がよくわかっているから英語に貪欲になれるのかも。



他にもユニコーン企業が4つもある。徐々に書いていきたい。









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