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「子どもを映画の主人公に見立てる」ワークショップ原案

今日は、最近ぼくがやってみたいと考えているワークショップのアイデアを載せてみます。これは、赤ちゃん〜小学校低学年ぐらいのお子さんを育てる親御さんたちを対象にしたものです。

このワークショップのテーマは「子どもがもし映画の主人公だったら」というものです。

具体的なハンズオンとしては、「自分の子どもが映画の主人公なら、どんな職業で、どんな動機で行動するだろうか?どんな協力者がいて、どんなライバルがいるだろうか?そしてそれはどんな物語になるだろうか?」を妄想しながらワークシートを埋めていく。

この企画のねらいは、「映画のシナリオを考える」という遊びを通して、子どもに対する見方・自分たちの関わり方の設定をつくり、子育てに生かしてもらうことです。

今日は、その前半部分だけ、箇条書きでひとまず書いてみます。

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子どもってどんな存在?

・子どもはよく「探索」する
・ファンタジーの世界にすぐ入り込める
・ハマるとものすごい知識量を得る
・好きなモノ、興味をそそるものに対して手や体がよくうごく

→アーティスト、研究者、スポーツ選手などに似ているのでは?

「予測」と「期待」

・探索とは「予測ー運動ー感覚ー確認」
・単にものに触れることも「予測ー確認」
・いないいないばあも「予測ー確認」
・スケジュールも「予測と確認」
親が遊んでくれる時間は、予測というより「期待」
・遊んでほしいと願っている

子どもは「注目」を求めている

・子どもは夢中で探索する
・1人で夢中になりたいときもあるが、寂しくなることもある
・他人からの注目は基本的に嬉しい
・ただし、ネガティブなジャッジをされることは嫌う
・自分に協力してくれる人には好意的
・自分の行動の目的を阻害する人にはこわばる、嫌悪する
肯定的な注目は、心の栄養になる
・みなさんは「うまく遊べる」必要はない
・「肯定的なまなざしを注ぐ」ということができればOK

→肯定的な注目ができるようになるために、子どもを「アーティスト」「研究者」「スポーツ選手」などにたとえて考えてみる。


ワーク1:子どもの「設定」を考える
映画における「主人公」「協力者」「敵対者」の関係を考えてみる。

例:映画『クリード チャンプを継ぐ男』
主人公:アドニス/動機・自分らしく生きる/ゴール・チャンピオンに勝つ
協力者:ロッキー/動機・アドニスを支える/ゴール・アドニスが自分らしさを見つける
敵対者:コンラン/動機・引退試合に勝つ/ゴール・有終の美を飾る

物語の中心は「アドニスはボクシングを通して自分らしさをみつけることはできるのか?」という問い。
▶︎ハンズオン
・子どもの職業、動機、ゴールを考えてみよう
・敵対者の職業、動機、ゴールを考えてみよう
・協力者の職業、動機、ゴールを考えてみよう
・○と□を埋めて、物語の中心の問いを考えてみよう。
 「子どもは○○を通して□□を成し遂げることはできるのか?」

親は子どもの「協力者」?

・親はぜひ「協力者」であってほしい。
子どもの動機を応援するために協力者として何ができるかを考える
・そうすれば、子育てが楽しくなる?
・一方で、親は敵対者にもなりえる
・子どもの夢中を大人の都合で止めてしまう
・公園で夢中になっているのに「時間だから」といって帰るとき
・子どもの事情と大人の都合の折り合いをつけることが重要

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後半では、

ワーク2:子どもへの注目を最大化する「ある土曜日のスケジュール」を考える

ワーク3:親のタスクで、子どもと一緒にできることを考える

などを想定しています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。もしよろしければ、コメント欄やツイッターなどで感想、ご意見をお聞かせいただけたら、とっても嬉しくて喜びます!

明日か明後日あたり、また続きを公開しますね。

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臼井 隆志|Art Educator

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ぼくも!!!
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0歳から大人までのアートエデュケーション、ワークショップデザインを専門としています。定期マガジン「アートの探索」では、アートを触媒とする学びの場づくりに関するコラムの執筆と、対話型鑑賞イベントを開催しています。 著書『意外と知らない赤ちゃんのきもち』(スマート新書)