001_アートの探索遠足

アートの探索遠足#1 白髪一雄展

こんにちは、臼井隆志です。今日は、今年から新しく始める「アートの探索遠足」のお誘いです。この企画は「アートの探索」マガジンの読者の方と、リアルな場でアートを通じた学びを体験することを目的としています。

このマガジンは、子どもが関わるアートワークショップを専門とする臼井隆志が、ワークショップデザインについての考察や作品の感想などを書きためておくマガジンです。週1~2本、2500字程度の記事を公開しています。

「アートの探索遠足」とは

現代美術をはじめ、映画でも文学でも、優れた作品は人を饒舌にし、対話したい気持ちを高ぶらせます。

しかし、美術展にわざわざ人を誘うのも億劫で、一人で行こうとして行きそびれてしまうこともあるかと思います。(ぼくはよくあります)

そこで「アートの探索遠足」では、毎月第四土曜日の午前中(臼井の都合により、別日に開催される場合も)に、行ける人と一緒にゆるやかに展覧会に行く機会を設けます。朝一で展示を見て、ランチを食べて解散するようなイメージです。

作品を見ながら、あるいは見終わってから対話をすることで、作品から受けた印象を深く記憶したり、意味づけたりすることができるでしょう。あるいは、定期的に予定を入れることで美術展に行きそびれるリスクを回避できるかもしれません。

第1回目のテーマとタイムテーブル

そんなわけで、今月は、1月25日(土)11:00~14:00に、東京オペラシティアートギャラリー「白髪一雄 a retrospective」展に遠足に行きたいと思います。

タイムテーブルはこんな感じです。

10:50 集合 チケット購入&軽くお互いの自己紹介
11:00 展覧会を見る
11:20 対話型鑑賞 作品1
11:40    対話型鑑賞 作品2
12:00   対話型鑑賞 作品3
12:30 鑑賞終了
12:45 ランチ
14:00 解散

開催概要はこんな感じです。

開催日      : 2020 年 1 月 25日(土) 10:50~14:00
開催地      : 東京オペラシティアートギャラリー
集合場所:東京オペラシティアートギャラリー チケットカウンター前
参加費    :チケット代および昼食代

「アートの探索遠足」の理念

この遠足では「やってもいいし、やらなくてもいい」ということを理念として掲げたいと思います。

ぼくは掲げたタイムテーブル通り行動しようと心がけますが、皆さんには強制しません。

対話をしてもいいし、しなくてもOKです。全部対話に参加してもOKですし、一つだけの参加もOKです。ランチに行ってもOKですし、行かなくてももちろんOKです。途中で抜けても大丈夫ですし、途中から参加していただいても大丈夫です。基本的に自由行動にしたいと思います。

もちろん、ぼくと一緒に行動してもらえたら嬉しいです。

余談ですが、この理念は「家 Yeah Park」というワークショップをつくったときに掲げたものです。美術館とは公共的な空間であり、展示内容がそれを意図していない限り、タイムラインで人を強制する場所ではありません。滞在時間も鑑賞時間も、鑑賞者に委ねらて然るべき、自由の空間だと思っています。

この遠足でも、ゆるやかな自由の空間を実現したいと思っています。

では、ここからは第一回のテーマである白髪一雄作品の見所を書いてみたいと思います。

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