お店屋さんごっこと経済活動を繋ぐというアイデア
正直、ぼくはお金の管理が苦手だ。お金のことを考えていると、楽しいよりもなんというか漫然とした気持ちになってくる。確定申告の時期は毎年憂鬱だ。
しかし、この悪い癖はどうにか良くならんかなとも思う。子どもたちの学費も、積立NISAとiDecoだけでどうにかなるものだろうかと考えると不安になる。
世のファイナンシャルプランナーたちは、将来のために今から考えておきましょう!とハッパをかけてくるのだが、どうしても「いいですいいです」という気持ちになってしまう。まったく、情けない話だ。
しかし、だからこそお金という物は教材になり得るのではないかと思っている。昔、子どものプロジェクトを企画していたころ、子どもと「政治・経済・インターネット」は分断され忌避されていると感じていた。政治の話はタブー、子どもにお金の稼ぎ方を教えるのは悪、インターネットは子どもに触れさせないようにすること、といった価値観が10年前までは蔓延っていた。
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