NASDAQ-100にFortigateとParo Altoが加わり、CheckPointが脱落
株には詳しくないが、よく耳にするセキュリティ企業がNASDAQ 100に加わったニュースが流れてきたので取り上げてみる。
NASDAQ 100はNASDAQに上場する銘柄の時価総額の上位100（ただし金融を除く）による株価指数。誰かが恣意的に決めているのではなく、単純に時価総額が大きいということだ。
Six stocks, including Airbnb Inc. and Lucid Group Inc., will be added to the Nasdaq 100 index as part of its annual reconstitution https://t.co/G0ZCn9mmt9
— Bloomberg (@business) December 11, 2021
Six stocks, including Airbnb Inc. and Lucid Group Inc., will be added to the Nasdaq 100 index as part of its annual reconstitution, which adjusts the tech benchmark’s membership for changes in market capitalization.
Fortinet Inc., Palo Alto Networks Inc., Zscaler Inc. and Datadog Inc. will also be added to the index.
ユニコーン企業の代名詞としてお馴染みのAirbnbや電気自動車のLucidに加え、FortinetやPalo Altoといったセキュリティ機器のメーカー、ZscalerやDatadogといったクラウドで運用を支える企業が新たに加わった。
CDW Corp., Fox Corp., Cerner Corp., Check Point Software Technologies Ltd., Trip.com Group Ltd., and Incyte Corp. will be removed from the Nasdaq 100 to make room for the new additions.
一方で脱落してしまったのはFoxなど6社。ファイアウォール製品で有名なCheckPointも脱落する。
Fortinet、Palo Alto、CheckPointといえば2021年のGartner Magic Quadrantという指標でLeaderという位置づけだ。Magic QuadrantにはAmazon Web Serviceという新顔も気になるが、このLeaderの三社はしばらく不動で、他社に脅かされないだけの強みがあるということだろう。
NASDAQ 100の最新の顔ぶれはここから確認することができる。
https://www.nasdaq.com/market-activity/quotes/nasdaq-ndx-index
ABC順で見るとログなどの分析基盤を扱うSplunk、JIRAなどの開発者向けソフトウェアで知られるAtlassianがNASDAQ 100に入っている。
GAFAのようにエンドユーザに触れられるサービスだけでなく、開発者を支えるツールなども経済を支えていることが垣間見れたのは、ちょっと嬉しい気分になる。
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