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オリジナル曲に数百万円以上かかると聞いて思ったこと

ホロメンによると、オリジナル曲を作るのに数百万円から一千万円以上かかるらしい。マジで?って思った。だって、地下アイドルの曲なんて数十万だよ…?

考えてみたが、当然どの作曲家、作詞家、編曲家等に依頼するかにもよるわけだが、作詞作曲、ジャケットからレコーディングまで、つまり一曲販売できるまでに係る人員は相当数いると思うし、その人らの賃金考えればそりゃあ100万以上かかるよね、と。

で、最近vtuberのオリジナル曲を聴いてるが、これがまた出来がいい。え?いわゆる個人事業主(もちろん企業でやってる場合もあるが)が発注した仕事なのにここまでの出来になる?といった感想だったが、この数百万円かかるという話を聞いて納得した。要は金をかけられるかどうかなんだな、と。当たり前っちゃ当たり前なんだが、音楽業界の相場を知らない人間からすると、そうなんだろうなと漠然と感じていたことが明確になったというか…。

地下アイドルに目を向けると、以前数十万で作曲を依頼された作家がTwitterで愚痴ってたのがあった。そんなんでいい曲できねーよと。で、それはその通りだった。地下アイドルの曲はほとんどがペラッペラで、運営がオタクを舐めきった楽曲ばかり。だから質のいい楽曲を持つグループは割と売れやすいという構図も出来ていた。

どうしてこんな話をするかというと、地下アイドルはなんでこんなクソみたいな楽曲を出すのかと割と不思議だった。いい曲作ればそれなりには売れるという確信も、事実もあったから。でもそれは単純に資金面で出来なかったんだなと今更思い知らされることになった。まあ想像してた通りなんですけど。

数百万円以上で発注した楽曲がこの品質ならば、数十万円程度で発注した楽曲がペラッペラなクソ楽曲なのも頷ける。楽曲に投資できる資金がなければ、ある程度売れようと思って参入する分野じゃない。地下アイドルは運営ですらもう趣味の世界なんだなって思いました。

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