「さくらの森再生プロジェクト」子供たちとスタートをする準備を進めています。
今日は建築士・和久さんの現場に伺って打ち合わせ。第1回目の授業内容を検討したり、必要な資材や道具を学んだり。
僕も全くの素人なので、新しい世界にワクワクです。
草を刈る
まずは草刈り。そこで使うのがノコ鎌。
草を抜いたり、地際から刈ったりするのではなく、風が吹くときにそよぐ草木から関節を見極めて、そこをサッと刈るのだそうです。
風も螺旋状に流れていくので、鎌もスナップをきかせて、クルッとサッと刈っていく。ポイントは「風にならう」。
なんてステキな響きでしょう。
風にならって刈られた情報は根に伝わり、以後草木はそれにならい生長し、必要以上に伸びなくなるそう。
不思議な話。いやいやこれは命の話なんだなぁとも思いました。
草を刈ると、風が吹くとか。そういう実感も得れるのだそうです。
ノコ鎌をつかっての草刈りは、第一回目の授業で子供たちと一緒に行うことにしました。これはきっと楽しいです。
水脈をつくる
続いて水脈工事。
学校の森の地面は、水が循環していないそうです。そのためヤブ蚊もたくさん。
土を掘って、そこに竹や枝を入れて、葉っぱや炭を加えて、水の流れるルートをつくってあげる。水脈ができると、土も変わり、草木も蘇る。
今日伺った現場も、まだまだ手入れが必要とのことですが、とても気持ちのいい場所でした。1年前は蚊が多くて大変だったとか(今日は全く刺されませんでした!)
この水脈工事も、第一回目の授業にて取り組むことにしました。
資材を集めなきゃ!
と、この水脈工事で必要なのが、
・剪定枝か笹竹穂
–2トントラック2台分
・炭
–2トントラック1台分
・木の葉かウッドチップ
–2トントラック1台分
このプロジェクトを単発で終わらせないためにも、これら資材を購入するではなく、地域との関係の中でうまく調達できる方法を探りたい。
剪定枝と木の葉は、学校の木の剪定時にストックしてもらえそうです。
あとは、炭。
地域で炭焼きしているところがあれば最適なのですが、見つかるでしょうか。。。
資材確保の期間が必要なため、子供たちとの授業スタートは2学期とすることにしました。
資材確保に奔走します!