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JaSST Hokkaidoの実践事例が不採択でした

はじめに

はじめてJaSSTに実践事例を出したのですが、不採択でした。

本記事は特に目的はないのですが、実践事例に対する思いとか感想を書きます。

実践事例を投稿するきっかけ

JaSST Hokkaidoに行くことは決定していたので、ついでにという軽い気持ちで実践事例に応募しました。

あとで上司に聞かれましたが、「誰かに伝えたい」「こうしてほしい」とかそんなことは考えていませんでした。
何となく思っていることを話して誰かの役に立てばいいな〜くらいの気持ちです。

実践事例の投稿

han-WARAI名義の事例と会社名義の事例で実践事例の投稿を行いました。
事例の投稿の流れは以下です。

  1. Case Review Sheetを書く

  2. Case Review Sheetのレビューが返ってくる

  3. アブストラクトシートを書く

  4. アブストラクトシートの採択結果が返ってくる

会社の名義については3の段階でストップがかかったので、辞退しました。

2のレビューについては、han-WARAIについてはほとんどコメントが返ってこず、会社の名義にはたくさんコメントが返ってきたので、han-WARAIの分はもう落ちてんのかな?と思いました。

ちなみにこんな感じです。

3については結局han-WARAIからだけを投稿しました。
チームとしてのDirty Testerのみんな、ただのテスターおおひらさん、Question Arimakuriエンジニアのさささなど、いろんな人に見てもらいました。まじでありがとうございます。

結果、こんなアブストラクトシートでした。

もらったフィードバック

こんな感じでした。

上記について審査させていただいた結果、次のような意見となりました。
・QAとして現場と信頼関係を築くことは重要だと考えます。本事例にはそれを実現するヒントが多数盛り込まれています。特に配転経験の少ないエンジニアにとって有益な事例だと感じました。一方、記載頂いた施策の成否は「個人の性格」「受け入れ組織の風土」に依存すると感じます。どのような組織に対して、どういった理由で施策を選んだのか、それがどのような結果になったのかが分かると良いと思います。
・なんとなく経験から気を付けていたことが、言語化されており、非常に共感しました。
・オンボーディングでの失敗談とその経験を活かせたというお話についても前段などで触れていただけるとより想像しやすくなると思いました。
・今回の事例において、参考文献にはあったが、ご自身の状況にあわず、採用しなかった考え方などがあれば、理由を添えて広くご紹介いただけると嬉しいです。
・経験の浅い聴講者も参加するため略語は控えていただき、初歩的な概念などについても簡単な解説を入れていただきたいです。
・過去のオンボーディングの失敗談から、改善するための課題を自分で識別して取り組んでいる点は素晴らしいと感じました。
・課題を改善することで具体的にどのような成果を得られたのかについての説明を詳細に書くことで、Tips的な内容に説得力を持たせることができると思いました。
・タイトルにある「HRT」について、アブストラクト内で言及がないためどの方法でHRTそれぞれを育まれたのかわかりませんでした。
・本事例の対策と考課は、個人の性格や職場環境などにより、有用性が変化するものと思いました。

ソフトウェアテストシンポジウム2024北海道事務局

再起

仕方ないので、どこかで供養するかもしれません。
一応以下で同じ趣旨のプロポーザルを出しています。


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