小室圭さんと眞子さまのご成婚について

正直、保守界隈は小室氏のことをあまりに叩きすぎなのではないかと思う。ここまでボロカスに叩いてしまうと、「小室氏と眞子さまが世論の反対を押し切って結婚し、しかも予想に反して二人が幸せになる」ことが許せない、という感情が芽生えてくる。これはとても危険なことだと思う。

左翼のみなさんが往々にして反日的なのも、政府の政策を強く批判しすぎた手前、自身の主張に反して政府の政策がうまくいってしまうことが許せないという感情が芽生えてしまうことが原因なのだ。

だから、小室氏批判はほどほどにしておいたほうが良いと思う。

第一、小室氏の金銭トラブルは小室氏本人の問題ではなく、小室氏の母親の問題だ。

それに、小室氏と眞子さまがご成婚すると皇室が乗っ取られてしまうかのようなデマが吹聴されているが、これは正しくない。もしも二人が結婚したら眞子さまは単に皇籍を離れて一般人・小室眞子になるだけである。

すでに眞子さまは29歳。決して若くはないのだ。しかも、もう4年も結婚する、しないで揉めている。仮に小室氏と別れたとしても、次の出会いはもうなかなかないのではないか?だいいち、小室氏がここまでボロカスに叩かれると、眞子さまに近づくのは怖いという空気が生まれて、眞子さま、さらには佳子さまや悠仁親王にも、良い人が現れない、ということになりかねない。

はっきり言って、小室氏の問題など、英国王室やタイ王室、あるいはサウジ王室のスキャンダルに比べたら、取るに足らないちっぽけな問題に思える。私は、眞子さまはさっさと小室氏と結婚して、ダメだったら離婚するというほうが眞子さまのダメージも、皇室のダメージも小さいと思う。すでに手遅れかもしれないが、小室氏がここまで叩かれることは、国民と皇室の距離を遠ざけるだけであって、女系天皇の良し悪し以前に、そもそも悠仁親王のお相手が見つからない=皇統断絶というリスクを高めているように思えてしまう。

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