不毛で不快な「言葉狩り」

こういうの、ただのイチャモンだよね。

批判することが目的化してしまっている哀れな人。

では1つずつ見ていこう。

「お金を落とす」
落とすには、上から下にいくイメージがある。少なくとも私たち国民の税金を多少なりとも使って活動している議員や公務員が使うべき言葉ではないと思う。

はい、どこからどう見てもイチャモン。ただの慣用句に対してここまで被害妄想を抱けるというのが凄い。例えば、神社の賽銭箱に銭を投げ入れるとき、頭より上から投げるか?そういう人もいるかもしれないが普通は頭より下から投げるよな。

残り2つは竹下亘氏の発言らしい。

「セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」
セクハラは、受け手の問題であること自体を理解していない酷さ。議員全員に1年に最低1回はコンプライアンスやセクハラの研修を受けさせる必要がある気がする。

これは、おっしゃるとおりでしょう。しかし、「受け手」というのであれば高橋大輔氏の問題であり、高橋氏がセクハラだと思ってないのに、第三者(魑魅魍魎)どもが勝手に高橋氏に成り代わって「セクハラだ!」と騒ぐ権利などないはずです。

7年前、高橋大輔氏はこうコメントしていました。

「はしゃぎすぎた。橋本会長は選手思いで叱咤激励してくれている。パワハラ、セクハラとは思っていない」。

はい、これで話は終了です。高橋氏がセクハラされたと思ってないのに、関係ない第三者(魑魅魍魎)が「セクハラだ!」と言って橋本氏を叩くのは可哀想じゃないんでしょうかね?

そしてもう1つ。

「私自身、知事を呼んで注意をしっかりしなくてはいけないなと思う」
日本の政治システムを理解していないレベルであり、議員として問題がありすぎる。

一般論として、国会議員が知事に対して「呼びつけて、注意する」という立場にないというのは正論でしょう。

但し、竹下氏国会議員であると同時に、島根県に選挙権を持つ有権者でもあります。しかも、島根県のドンと言っても良いくらい影響力のある人物。ただし、竹下氏が前回の知事選挙で推した候補者を破って当選したのが、現在の知事のようですが。

まあ、こういう言葉尻を捕まえて他人を叩いてばかりいると、自分も同じことをやられることになるので、やらないほうが良いと思います。本当に怒らなきゃならないことは、きっと他にたくさんあるはず。

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