自民党を叩いたって「女性差別」はなくなりませんよ、マルクス君。

この人の主張では、自民党は「国家家族主義」とかいうイデオロギーの政党らしいが、現実には、長年の自民党政権の下で核家族化が進み、お見合い結婚は消滅し、非婚率が上昇し、少子化が加速してきた。

もし自民党がこの人の言ってるような政党であるならば、自民党という政党は思想と政策を一致させる能力がないか、あるいは自民党の思想を政策に反映できない何かしらの仕組みがあるということになる。

もし後者であれば、「自民党政権下で女性差別がなくならない理由」は、別に自民党のせいではないことになる。なぜなら自民党が政権を握っていても自民党の考えとは違う政策を、自民党とは違う誰かが考えて推進していることになるから。

で、その「自民党とは違う誰か」って、答えを言っちゃうと官僚だったり財界だったりするわけだ。政治家なんて所詮は選挙という名の人気投票で選ばれただけの、何の能力もない陣笠に過ぎず、結局は金を持ってる奴の方が偉いんだと思う。だから政治家は常に矢面に立たされてボコボコに叩かれるけど、財界人はまず叩かれることはないし、官僚だって叩かれるのは政治家との関わりがあったときくらいだ。ディープステートなんて言うと陰謀論チックになるけど、要は金持ちが金の力で政治家をコントロールしているだけの話だ。

だから自民党を叩いたって何の解決にもなりませんよ。

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