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「親日罪」と、日本統治下の朝鮮人の政治意識

1990年代、韓国では「ムクゲの花が咲きました」や「アリラン」といった反日小説が大ヒットしました。「ムクゲ」は累計売上が450万部、「アリラン」も累計410万部と、大ヒットし、韓国人の歴史観に大きな影響を与えた。「ムクゲ」は単なる娯楽作品だが、「アリラン」は歴史小説であり、小説の内容をそのまま史実だと信じた韓国人が非常に多いようだ。

で、その作者が記者会見の席で、めちゃくちゃなことを言っていたようです。

要約すると

・「アリラン」は登場人物は虚構だが、歴史的資料は事実
・李栄薫(反日種族主義の著者)は新種の売国奴
・反民族行為特別委員会は必ず復活させるべき

この「反民族行為特別委員会」というのは、おそらく1949年に韓国で作られたものです。「反民族行為処罰法」という当時の法律に基づいて設置されたもので、この委員会で「親日派」の認定を受けたものは、一審のみによって死刑を含む判決を下すことができたそうです。

同法は米軍施政下でも可決されましたが、占領政府が拒否権を発動して廃案になっていたものだそうですが、独立後も李承晩大統領によって同法はむりやり停止させられたそうです。李承晩が親日派を擁護したというのは我々から見ると意外な感じがしますが、彼の政権基盤が親日派に依存していたというのがどうやら本当のところのようですね。実際に同法によって死刑になった人はいないようです。

同法の復活を目指していたのがノムヒョン大統領で、彼は2005年に「親日反民族行為真相糾明委員会」なるものを設置します。これが、ネトウヨ界隈でよく「親日罪」などと誤解(あるいは曲解)されているものですね。とはいえ、「親日派の子孫」というだけで私有財産を勝手に没収されてしまうのですから、とんでもない法律であることに変わりはないですが。

で、「アリラン」の著者である趙廷来氏は、それを復活させろ、と言ってるわけです。とんでもないファシストですね。

で、その趙廷来氏は、こんなことも言ってます。おそらく、ハンギョレの記事になった記者会見と同じ席での発言だと思います。動画の2:36から趙氏の発言が始まります。

土着倭寇という……
日本留学を行って来たら無条件全てが親日派になります。
民族反逆者になります。
彼らを日本の罪悪について、肩を持ったり、歪曲する、歴史を歪曲する彼らを懲罰する新しい法を作る運動が今展開されています。
私が積極協力しようとしています。

自動翻訳なのか何なのか、少し日本語がおかしい気がしますが、言わんとすることは理解できますよね。日本に留学するだけで処罰対象とか、この人、頭大丈夫でしょうか?じゃあ日本で就業することも処罰するつもりなんでしょうかね。

彼の言っている「新しい法」とは、おそらくこれのことでしょう。

日本を含む先進国の大半は、左派のほうがいわゆるリベラルで、民族主義的な主張には否定的なのですが、韓国の場合は逆で、左派のほうがゴリゴリの民族主義なんですね。

ところで、面白い資料を見つけましたので、ぜひ紹介したいと思います。

米ワシントン大学に勤務されていた在米韓国人の童元摸(ドン・ウォンモ)という方の論文に書かれていたそうなのですが、残念ながら私は論文そのものを見つけることができませんでした。

こちらの動画の中でその論文に掲載されていたデータが紹介されていますので、見ていきたいと思います。

これは、1936年に日本政府が朝鮮人を対象にした世論調査だそうです。

【日韓併合】日本は韓国に何をした?真実はどこに?歴史から分かりやすく解説! 10-4 screenshot (1)

なんと、日本統治下の37.7%が日本の統治に満足しちゃってます。「改革を要求」と「反日的」を足しても26%しかありません。趙廷来先生、彼らの子孫も当然、親日派として処罰されるのですよね?ww

また、朝鮮人の独立意識に関する調査も行われたようです。

【日韓併合】日本は韓国に何をした?真実はどこに?歴史から分かりやすく解説! 9-35 screenshot

【日韓併合】日本は韓国に何をした?真実はどこに?歴史から分かりやすく解説! 9-47 screenshot (1)

知識層の47.2%、ほぼ半数は独立を諦めており、独立を希望しているのは僅か24.7%に過ぎません。農民・労働者層に至っては、68.3%が「どちらでもいい」と回答しています。要するに、イデオロギーでは腹は満たせぬ、ってことでしょうね(笑)。

なお、荒井さんの動画では触れられてませんでしたが、「知識層」「農民・労働者層」「学生」らを総合したトータルの結果も出ています。それによると、

独立すべし…8.1%
有利な時期に独立すべし…11.1%
独立を断念…32.6%
どちらでもいい…48.3%

だったようです。「独立すべし」と「有利な時期に」を足しても2割弱です。知識層に独立派が多いのは、おそらく知識層の多くは富裕層で、両班の出身者が多かったのではないかと思います。

また、日本政府の調査であるにも関わらず「独立すべき」と答えることができた、ということも驚きです。例えば、今の中国の新疆ウイグル自治区で、ウイグル人の独立意識の世論調査をしたら、「独立すべき」と回答するウイグル人はおそらく0%でしょう。この事実だけを見ても、日本の朝鮮統治が、現在の中国による異民族統治と比べても、かなり緩やかで寛容であったことが推察できます。

こうした事実を冷静に積み上げていくと、いかに韓国人の「アリラン」的な歴史観が歪んでいるかということがよくわかると思います。

なお、童元摸教授は、今年の7月に亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。


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