アンチ旭日旗キャンペーンは成功しない。

ニューヨークで反旭日旗デモが行われたそうです。しかも、ナチスのマークを堂々と掲げてますね。こいつらSWCに怒られるんじゃないの?

英ガーディアン紙に掲載された、米コネチカット大学のアレクシス・ダデン教授の論説。まあ、内容はどうでもいいので読む必要はありません。ダデン教授と言えば、慰安婦問題等で日本に対して厳しい態度を取ることで有名な歴史学者です。つまり、そういう人の論説が英国紙に掲載されたという事実だけ知っておけば十分。

このように、ここ最近急激に激しさを増す旭日旗バッシングですが、おそらく成功しないでしょう。

その理由は

1.現在の自衛隊の公式旗であること
2.日本の大手メディアが同調しないこと
3.日本国民の国民感情

まず1.についてですが、戦後70年近く、自衛隊の公式旗として使用され続けてきた、そして今現在も使い続けているという事実は非常に重いです。韓国が「旭日旗はナチス旗と同じだ」と主張したときに「戦後ずっと自衛隊旗として使い続けてきたのに、なぜ今さら突然そんなことを言い出すのか?」という反論に説得力を持たせてくれます。

2.については、慰安婦問題に火が付いたときの日本のメディアの対応と比べれば非常に分かりやすい。慰安婦問題は、むしろ日本のマスメディアが火をつけたと言っても過言ではないのですが、当初は、朝日や毎日だけではなく読売や産経まで全紙横並びで「日本軍が悪い事をした」という論調だったのです。そのときと比べると、旭日旗問題では、読売、産経はおろか、朝日、毎日まで同調する気配がありません。もちろん朝日の場合は自社旗の問題もあるので乗りたくても乗れないってこともあるのでしょうが、3.の問題もあって、国民感情を逆撫でしたくないという思惑もあると思います。

3.についてはもう説明の必要もないと思います。「国民感情」というと、単なる情緒の問題と矮小化されてしまうかもしれませんが、そうではなく、この旭日旗問題には韓国の主張や態度に一貫性がないことを日本国民の大半が知ってしまっているので、近年の日韓の諸問題とも併せて、どうして韓国は日本に対してばかりこんな理不尽なことを次々と言ってくるのか?という疑念と警戒心が強まっている、というのが正確なところだと思います。

韓国の対日主張の理不尽さは素人目にも明らかですので、日本国民の大半が安易に同調できなくなってしまっています。なのに、一部の狂った左派は、韓国に反発する意見を「少数のネトウヨが言ってるだけ」だと思い込んでいます。確かに「安易に同調しない」と「反発する」の間には温度差はあるでしょうけど、日本国民の大多数は韓国の対日主張に対して大なり小なり違和感と不快感を持っているのは間違いないでしょう。

慰安婦問題は、日本からも同調者が大勢出てしまったために、デマが海外に拡散してしまいました。しかし、旭日旗問題では、日本からの同調者はほとんどいません。したがって、いくら韓国が欧米に工作を仕掛けても無駄なのです。日本海呼称問題で、韓国が30年近くかけてどんなに「East Sea」をごり押ししても国際的には全然定着しないのも、これと似ています。

とはいえ、油断は禁物ですので、旭日旗を潰そうとする動きには、しつこいくらい徹底的に反論を続けていく必要があります

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