短編SF小説「ARガールフレンド」- 6 拡張されたアパレルショップ
5 拡張された(アプリ内課金的)AR対応レストラン からの続き。
前述したように、食事やAR人間の恋愛相手の好みはユーザーには非公開である。相手の好みを好きに設定できるとなると、それはもはや恋愛とは言えない。
そこは現代、もしくはこの時代の"現実"での本物の人間同士の恋愛と同じく、
探り合い、失敗し、共通点を見つけることを楽しむ。
相手がARであっても、恋愛が一筋縄ではいかないところは、ミックスワールドでも同じなのである。
さて、タケルとミヤはというと...?もう少し覗