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消防団に入りたい

消防団に関してはほとんど知識がないが、ネット上ではその必要性に関して賛否両論あり、正解はまだまだ見えてこない。

消防団いらない派の意見
・ 平日昼間に火災があっても、仕事で出動できない
・時代と働き方の変化により消防団へ時間を費やせる人員が減っている
・出動できるかどうかわからない消防車(設備)を保持することはムダ
・消防団活動にぶら下がってビジネスしている人や法人が多い
・選挙の時の集票マシーンになっている
・消防団は、火事の時に火を消す役割は担っていない
・放水訓練はしていても、民家が燃えていることを想定した訓練を受けていない
・団員を7年しているが、ポンプ操作できません
・広域消防の知り合いが、「火災のとき消防団ははっきりいって邪魔」といっていた
・幽霊団員や活動実績が極めて少ない団員にも一律で報酬が支払われている
・パワハラ、セクハラ、不正の告発等の相談先がない。役場に言っても団で解決をといわれるだけ


消防団必要派の意見
・行方不明者捜索や水害など、火災以外での存在意味はある
・消防士1人を雇うお金で、分団を1個維持できる
・消防団を減らすには消防署員を増やさなければならない。お金がかかる
・水害や地震などの自然災害や行方不明者の捜索は人手がたくさんいるが、消防職員が動けば手当が高いが、消防団員ならば安い手当(市町村によっては0円)でたくさんの人間を動かせる
・地域住民のことを一番知っているのは消防署や警察署ではなく、そこに住んでいる人(区長、民生委員、消防団など)

yahoo選挙ドットコムからの抜粋)


ちなみに筆者は「危険物取扱者乙4」を持っているが、なんとなく取得しただけで危険物従事者ではない。

そんな中、テレビで面白い発言を耳にした。なんの番組かは忘れたが熱海の芸者さんが取材を受けていて、

「コロナのせいでお客さんが全くいない。以前は社長さんやら消防団の人たちに御贔屓にしていただいていた云々・・・」

なるほど、google検索に「消防団に入るメリット・・・格安で旅行やお酒が飲める・・・」とあるのは事実であったらしい。そういえば反対意見の中に

・消防団報酬が各分団にプールされ、末端の団員に届かない

というのがあったが、そういうことか。

消防団の存在意義に関しては賛1票、お金の使い方に関しては否1票を投じたい。


参考資料

消防団と消防署の違い
東京消防より)

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●会社員・学生・主婦など18歳以上なら誰でも入団可能。
●本来の仕事や学業を持ちながら消防団員として活動。
●消防団員は公務員。ただし非常勤特別職の地方公務員。
●年間一定の金額が報酬として支給され、災害や訓練時の出動には手当が支給される。

消防団により、装備は異なる

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●専業の消防職員(消防吏員)で、消防署にて24時間体制で勤務。
●公務員で、採用選考あり。
●災害活動・救急救命・防災の プロフェッショナル 。




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