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世界新記録だけど銅メダル?


かなり昔に何かの記事で読んだのだが、陸上競技のトップアスリートがこんなことを言っていた。

「世界新記録を出すたびにスポンサーからボーナスがもらえる契約になっている。だから全力ではなく、2位にならないスピードで走る」

なるほど。スポンサーとそういう契約を結んでいれば、超人的な能力を持つ選手であればスピードをコントロールして予選・決勝と連続して世界記録を更新し、ボーナスを2回もらえることになる。

そこで浮かんだ素朴な疑問。これの逆の場合はどうなんだろう。予選で世界新記録を出したが選手が、

「メダルなんか興味ない。オレが欲しいのは世界最速の称号だけだ」

といって決勝を棄権したら?陸上競技のルールを良く知らないのだが、決勝を棄権したら予選の記録も取り消される?だったら決勝で手を抜いて銅メダルに終わったら?

「〇X選手 世界新記録樹立!だけど結果は銅メダル!」

そんな号外を見てみたい気がする。もしかしたらスポーツ界には「世界新記録は決勝で」というの暗黙のルールがあるのだろうか。


注)スポーツ選手を馬鹿にしているのではありません。100mを9秒00で走れるけど、体力がないから一日に一回しか全力で走れない選手・・・を想定した夢物語です。

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