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外食産業からマスクは消えるか?

以前書いた文章の再編です。


コロナウイルスの蔓延でひとつ分かったことがある。人が喋ると飛沫が飛び散るということだ。マスクをすることにより、その飛散を抑える(軽減させる)ことができることも分かった。

ワクチンのおかげでやがてはコロナ騒動も収まり、おそらくマスクをする人もいなくなるであろう。

しかしここで新たな疑問が生まれる。確かに「コロナウイルスを含む飛沫」はなくなるであろうが、「コロナウイルスを含まない飛沫」は飛散したままなのではないか?


巷の食堂では店員さんが

「おまたせしました。唐揚げ定食です」

高級フレンチレストランではギャルソンが

「こちら、フランス産フォアグラのテリーヌ トリュフとブッフサレ リ・ド・ヴォとレンズ豆のガトー仕立てでございます」

となるであろう。しかしその料理に、店員さんやギャルソンの口から発せられた飛沫が降りかかっているのでは?

そんな事を気にしていたら外食なんてできない・・・すべての人がそう考えればいいのだが、コロナパンデミックを経験した人類にとっては無視できない事項のような気がする。

そういえば小学校の給食のおばちゃんや給食当番の生徒は全員マスクをしていたなぁ。コロナなんて無縁の時代だったけど・・・



コールド・ストーン・クリーマリーにもこのおねーさんにも罪はない。コロナ前なら素直に楽しめた。コロナが完全に収束しても・・・この状態には戻れないと思う。





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