AWSを無償枠で使ってみる_Cloud9
AWSの無償枠について
AWSは新規顧客を対象とした無料利用枠がある。
https://aws.amazon.com/jp/free/free/
無料利用枠の質問例
https://aws.amazon.com/jp/free/free/faqs/
無料枠の概要
Cloud9(オープンソース)利用自体は無料。
サーバ料金(EC2)は有料。
無料枠内であれば費用は発生しません。
・新規アカウント作成から12ヶ月
・月刊750時間まで利用可能(無料の場合)
→24時間使っても1ヶ月31日使用で744時間
実質好きなだけ利用しても問題ない
無料枠利用後の費用について
デフォルト設定(自動休止状態の設定)で20日/月を利用した場合
USD2.05/月 =266.5円(1ドル130円で換算)
注意点
不要になればAWSは退会すること
AWSは従量課金の仕組みなので、放置すると課金が続く
Cloud9は設定でOFFにすることが可能
色々なサービスがあるので、無知の状態で使用は避ける事
AWSアカウント作成について
ネット通販のamazonのアカウントは異なります。
必要なもの
・メールアドレス
・クレジットカード(信用として登録必要)
※無料枠内の利用であれば請求は発生しません
・電話番号
amazonの「AWSアカウント作成の流れ」がベスト
常に最新の情報がわかりやすく案内されています。
「AWS アカウント作成の流れ」で検索しましょう。
【アカウント作成して思った事】
・AWSの「アカウント作成の流れ」に沿って入力すれば問題なくアカウント作成まで辿り着けます。
・住所をアルファベット入力や、電話番号の頭「0」を外して入力など、細かな指定があるので、注意しましょう。
請求関連の設定について
無料利用の制限に近づいた場合のアラートやメールでの請求書の受け取り方、予算額以上になった場合のアラート設定ができます。
【場所】Home画面右上のアカウント名 →請求ダッシュボード
→左側にある請求設定 →「詳細設定」の画面になります
・電子メールでPDF請求書をもらう
PDF 形式の請求書を E メールで受信する場合は、この機能をオンにする
・無料利用枠の使用のアラート設定
使用量の制限や超えた場合にE メールのアラートを受信
・請求書アラートの受信
容易に AWS での使用料金を調べて管理することがでる
※この3つは初期では「設定なし」なので全てにチェックを入れましょう
予算設定(AWS Budgets)について
【場所】Home画面右上のアカウント名 →アカウント
→左側にあるBudgets →「予算を作成」を選ぶ
・予算の設定=テンプレートを使用
・テンプレート(利用者にあった設定ができます)
「ゼロ支出予算」を選ぶ
この選択により、以降の入力項目が変わります。
メールの受信者は10名まで指定可能
IAM設定(セキュリティ対策)
AWS Identity and Access Management=(IAM)
AWSリソースへのアクセスを安全に制御するためのサービス
ユーザー毎に権限を設定できる
・ルートユーザー(作成時のアカウント)
何でも操作できてしまう為、日常的には操作しない。
・IAMユーザー
日常的に使うアカウント
IAMを使って権限が限定されたユーザー
管理者用IAMユーザー1名作成しておく
IAMユーザーの作成方法
・ルートユーザーでログイン →AWS検索窓で「iam」を検索「IAM」選択
→IAMダッシュボードの左側にある「ユーザー」 →ユーザーを追加
→ユーザー名入力 →「IAMユーザー」にチェックを入れる
→「自動生成されたパス〜」を選択「ユーザーは次回〜」にチェックを入れて「次へ」 →ユーザーグループに追加の状態で「グループを作成」
→グルプ名を入力し、「AdministratorAccess」のみを選んで「ユーザーグループを作成」
→「次へ」 →確認して作成(タグも今は設定せず)「ユーザーの作成」
→「ユーザーが正常に作成されました」と出ます
→認証情報をDLしておきます(csvファイル)
※この画面でしか取得できないので、必ずしておく事!
※Excelがない方はテキストエディタで開き、確認しましょう
ルートアカウントをサインアウトし、IAMユーザーとしてログイン
基本的にはIAMユーザーでログインする。ルートユーザーでログインする場合はログイン画面に専用のリンクがあるのでそこからログインする。
Cloud9のセットアップ
AWS Home画面、検索窓から「Cloud9」検索、選択
→リージョン(サーバーの場所)を「アジアパシフィック(東京)」選択
→「Create environment」 →Nameを入力 Descriptionは無しでもよい
Environment type=Cewate a EC2~を選択
Instance type=t2.micro(無償枠はこちらのみ)
Platform(instanceのOS)=Ubuntu Serverを選択(学習の都合上)
Timeout=費用が発生しないためにもdefaultを選んでおく
Connection=SSMを選択 →「Create」→CewateEnvironment
表示画面の「Open」でAWS Cloud9へ遷移
Cloud9設定
Cloud9トップ画面左上のアイコン→Preferences→
→右クリックでnwe file→sample.rb保存→環境設定をする
→Pleferences→UserSettings→EDITORS-CodeEditor
→ShowInvisible~をon=スペースや改行にマークが付く
→FontSizeで文字の大きさ調整ができる
→EDITORS-Terminalで下部のターミナルの設定が可能
タブ PROJECT-CodeEditor→SoftTabs=4から2へ
ソフトウェアのアップデート
terminalが開いている状態で$の後に
sudo apt update && sudo apt upgrade を入力して実行
sudo:管理者権限で実行
apt:パッケージを管理するソフトウェア
「Y」で更新→問題なければ完了する
「0 upgraded」=最新版という意味
複数のRubyのバーションを利用する場合
Rubyのバージョンを変えるソフトウェアを利用する
RVM・rbenv があるが、Cloud9に合うRVMがおすすめ
・バージョン確認:rvm -v
・リストの確認:rvm list
・Rubyの更新:rvm get stable
・バーションのDL:rvm install ruby-3.0.2
・3.0.2を使いたい時:rvm use 3.0.2
・rubyバージョン確認:ruby -v
・指定バーションをデフォルト:rvm --default use 3.0.2
Cloud9環境の作り直し
エラーだらけになった場合は作り直しも一つの方法
ダッシュボードに戻り、処理→複数作ると課金の恐れあり。
環境の削除も可能。
ソースコードなど残したい場合はファイルをダウンロードしておく。
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