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アスリートビブス

「アスリートビブス」というものをご存知だろうか。

「ビブス」と聞くと、サッカーやバスケ等の選手がチーム分けのためにユニフォームの上に着ているノースリーブ型のアレを連想すると思う。

ランナーにとっては、あまり縁がなさそうに感じるかもしれないが、「アスリートビブス」というのは、マラソンのときに胸や背中に付ける「ナンバーカード」のことである。

実は、2020年4月から日本陸上競技連盟競技規則が改正されて、「ナンバーカード」の名称が「アスリートビブス」に変更されたそうだ。

これは、ナンバー(番号)ではなく、選手名を記載する大会が増えてきたことへの対応だという。

マラソンでも招待選手のナンバーカードには、個人の名前が記載されていることがある。

というわけで、「アスリートビブス」という言葉が、公式名称になるそうだ。

私が中学生のときは、「ゼッケン」と言っていたが、いつの間にか「ナンバーカード」になっていたし、他にも「コース」が「レーン」になっていた。

意外と、自分がやっているスポーツでも、ルールが変わったことを知らないことは多い。

そして、田舎のマラソン大会では「アスリートビブス」なんて言っても、きっと伝わらないのではないかと個人的には思っている。

それでも、大会要綱には、きっと「アスリートビブス」と表記されると思うので、念のため覚えておきたいと思う。

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