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人生についての考え方

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うしをいが書いた人生についての考え方に関する記事をまとめています。
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#思い出

ウーバー全盛の今、昭和の「出前」が懐かしい

ぼくと同じ昭和生まれの美容師さんと話していて、懐かしくなった。 昭和の「出前」って良かったね、という話。 おばあちゃんの家で頼む出前ぼくの家族が出前をとるのは、おばあちゃんの家に遊びに行った時だけだった。 確かおばあちゃんの家の近所にあるうどんやさんの「力餅」というところに頼んでいた。当然、スマホではなく、電話で、チラシを見ながら注文する。 チラシには文字しか書いていないので大きな冒険はしない。大体は1人ずつ頼むものがいつも決まっていた。ぼくは天ぷらうどん、お姉ちゃん

「30年前に断ったバレンタインチョコ」が今でも気になる

大人になってから「学生時代、バレンタインチョコもらったことがあるかどうか」が話題になることがある。「学生時代」とはだいたい高校生までで、モテていたかどうかの重要な指標の1つだ。 そんなとき、ぼくはいつも回答に困る。 基本的には、もらったことはないのだけど、ストレートに「もらったことはない」と言いたくない出来事があったのだ。 小学2年生、早朝の教室それは、小学2年生の時。 その頃ぼくは、集団登校のメンバーと(7歳にして、生意気にも)馬が合わず、朝早く1人で通学して、みん

文章を書くことが好きになった瞬間

先日点字ブロックの記事を書いる時に、長い間忘れていた、自分が文章を書くことを好きになった瞬間を思い出した。 ぼくは嬉しいことに、人生において何度かそういう経験をしているのだけど、たぶんその経験が一番最初だったのだと思う。 講演に来たおっちゃんそれは小学校3、4年生の頃。 ぼくの通っていた小学校は、すごく意識の高い先生がいて、学校でキャンプをさせてくれたり、当時は珍しいアルミ缶回収を生徒を中心にさせてくれたりして、本当にいろいろな経験ができた。 学校に講演に来る人も変わ