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報道への意見

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うしをいが報道に対して書いた記事をまとめています。
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#GoToキャンペーン

GoTo「私は止めろと言っていた」は誰でも言える

先日、久しぶりの在宅勤務でお昼ご飯の時間だけ少しワイドショーを見ていたのだけど、相変わらずGoToトラベルのことが話題に上がっていた。 その中で気になったのが、感染者数が増えることに対するコメンテーターの 「だから私は1月前から止めろと言っていた」 という発言。もちろんテレビで言ってたことなので記録もあり、本当なんだと思うし、確かに1ヶ月前にGoToを止めていたら、もう少しマシな状況になっていたのかもしれない。じゃあ、なにが気になるのかというと この人は止めた時の影響

制度を批判する人に欠けている「経験」

今年はとにかく制度に対する批判が多い一年だったと思う。10万円の特別定額給付もさんざんだったし、今もGoToトラベル、GoToイートについて、いろいろと言われている。 批判する人の特徴でも、あくまでもぼくの感覚だけど、制度への批判のほとんどが こういった制度設計をしたことがない人がしているように思う。 例えば、報道機関の記者や、GoToの利用者、恩恵を受けるお店の人も含めて、自分でなんらかの制度を構築したことがある人は、ほとんどいないのではないだろうか。 ぼくの経験ぼ

Go Toは東京が初めて味わう「劣等感」

非難の嵐にさらされているGo Toキャンペーン、実は東京の人が初めて味わう劣等感が原因のように思う。(東京以外から見た意見です。東京の人の気分を害するおそれがあります。先にお詫びしておきます。) そもそもこのGo Toキャンペーン、元々全国一律に対象とする予定であったものが、東京発着のみが除外となった。その経緯については、東京都と政府との確執などいろいろ言われている。しかし、観光業を盛り上げるためやらなければならない中、一番流行している可能性がある場所を外すと言うのは決して