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知っておきたい心肺蘇生法シリーズ 第3 回:全体像を捉えよう

こんにちは!

予備知識編も終わり、今日からだんだんと細かい話になっていく・・・んですが、今回はその中間点、いよいよ細かい話をする直前の導入部分といった感じの内容になっています。(※今回は覚えることは何もありません。ただただ、感じてもらえればOKです!)

今回も、記事の下の方に、掲示用JPGのデータと、印刷用PDFのデータも付けておきます!(内容は、本文のものと一緒です)園や公民館などで掲示する際は、ご使用いただけると幸いです(^^)それではスタート!

知っておきたい心肺蘇生法シリーズ

第3回:全体像を捉えよう

〇全体像を捉えるためのフローチャート!

  1回目と2回目のコラムで、心停止の人に対して何をするべきなのかについて、ご理解いただいたと思います。

 そういった、心肺蘇生法の目標を達成するためには・・・ ただ気持ちのままに、闇雲に助けに入ればいい訳ではありません。心停止の人を少しでも高い確率で助けるためには、踏むべき手順を確実に踏むことや、各処置の品質を一定以上のものにすることが求められます。こういった全体像をまとめたものが、次ページに掲載するフローチャートになります。(最終的には、暗記しますよ!)

 このフローチャートは、JRC(日本蘇生協議会)が取りまとめた最新のガイドラインに準拠しつつ、分かりにくいところを加筆して作成しました。

 このフローチャート、とても便利なのですが・・・実は、単体では何の役にも立ちません。例えば『「安全確認」って・・・何をどう確認したらいいの?』となってしまうからです。(※そこまで書き込むと、膨大なサイズになってしまい、使いにくくなります)。次回以降、一次救命処置(心肺蘇生法を含むフロー)における各手順を細かく説明していきますが、そこを理解して初めて、絶大な効果を発揮するようになります!

 今回は、細かいところは流してもらってOKです。次回以降にやっていくことの全体的なイメージを膨らませましょう。木を見る前に、森を見てほしいのです!

今回の覚えてほしいポイント!
 
〇フローチャートは、一次救命処置(心肺蘇生法含む)の全体像を捉えるのには便利だが、単体では役に立たない。各手順を理解して初めて効果を発揮するものであること

ご覧いただきありがとうございました。次回もぜひ見てね!

文: 防災士・応急手当普及員 牛尾崇彦

※スマホだと特に見にくいかもしれません💦
フローチャートは、大きく印刷が可能な方は、
A4よりもA3のほうが良いかもしれません💦

※ 1/16追記:誤字を直しました
(一部119番が、110番になっている場所がありました、ごめんなさい!)
(なお、下のPDFも、合わせて修正しております!)

・・・おわり



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