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採用活動を通して私が感じたこと 2024ver.

みなさん、お久しぶりです。
生塩工業入社4年目、広報担当のimaです。

今年の夏も学校訪問を行い、無事に会社見学会を開催することができました。
開催にいたるまでに私が取り組んだことや実際に聞いた話などを書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

■ 若い人にもっと知ってもらうために
 
私たちは若い人の採用に力を入れており、ここ4年間で毎年3名の採用実績があります。
SNSの運用など若い人に会社を知ってもらう取り組みを行っていますが、今年はさらに新たな挑戦をしたいと思い「自分たちから動く」をテーマに採用準備を行ってきました。
 
インターンシップの開催のほか、高校生や先生と交流する機会を探していたところ、商工会議所が主催する高校生向け企業説明会や、ハローワークが主催する先生と企業の情報交換会があり、絶好の機会だと思いチャレンジすることに。
 
そこでは、直接先生や生徒に私たちの仕事のことを伝えられる数少ない機会となりました。初めての参加だったので、流れや時間などがつかめないところもあり苦戦する場面もありましたが貴重な体験でした。また他社のプレゼンを見て、とても勉強になることばかり。
 
私が高校生の時も学校での企業説明会がありました。しかし、ほとんどの生徒があまりプラスな気持ちで挑んでいませんでした。「早く終わらないかな」など…。
そこに着目をし、私たちは「少しでもこの時間を楽しんでもらいたい」と思いました。飽きさせないよう雑談を交えながら楽しくコンパクトに説明会を実行。
生徒さんがどう感じたかは私たちには分かりませんが、有意義かつ楽しい時間になったと感じています!
 
今回このような説明会に参加できたからと言って、採用につながるわけではありません。
毎年の採用実績があるものの、何をキッカケに応募してくれているかは未だに分かりません。ですが、説明を聞いて「挑戦してみたい!」と思ってくれる生徒さんが現れるかもしれない、という小さな期待を込めて私たちはこれからも新しいことに挑戦し続けたいと思っています!
 
 
■ 学校訪問スタート Pt.1(進路を決めるのって難しい)
 
7月1日。いよいよ大事な時期がやってきました。
ここからの2週間は企業にとって特に忙しい期間になります。
 
7月中旬まではやらなくてはならないことが沢山あります。高校生は夏休み前の試験が終わった段階で、自分の就職先を決めていきます。
そのため、なるべく1週間以内に求人票をお渡しできるよう心がけます。
 
さらに、夏休み期間に会社見学会に参加する生徒さんがほとんどです。学校によってルールも異なりますが、校内選考もあるので、夏休み前には会社見学会に参加する企業を決めなくてはなりません。
 
私自身が高校生だった時はコロナ渦ということもあり、今の高校生より1ヶ月ほど猶予がありましたがそれでも短いと感じていました。その限られた期間で親や先生にも相談しながら決めていかなくてはいけないため、就職先候補を絞るのは簡単なことではありません。決断をできる生徒さんは立派で素晴らしいと感じます。
 
また、採用応募は一人一社までという制度もあります。なので、迷っている時間も無いということになります。
 
 
■   学校訪問スタート Pt.2(訪問までのアポイント)
 
今年は地元の高校のほかに県外の工業高校を中心に規模を拡大。
しかし、全部の高校に訪問することは難しいので、事前にアポイントを取らせていただいたうえで、各高校に求人票を郵送にて送らせていただきました。
なので、この2週間は時間がなくバタバタしています。
 
 
■   学校訪問スタート Pt.3(母校へGO)
 
私も県内の高校4校に行ってきた話をしたいとおもいます。最初のスタートは私の母校で、高校時代にお世話になった先生が出迎えてくれたお陰もあり、少し緊張もほぐれました。
 
採用の話ももちろんながら、当時いた先生が今何をしているかや最近の行事ごとなど、雑談を交えながらお話しできて楽しかったです。
 
そしてなによりも1人で学校訪問をしている姿を見てもらうことができて嬉しかったです!
お世話になった先生に成長した姿をお店出来てよかったです。
 
 
■   学校訪問スタート PT.4(厳しいリアル・聞いたお話)
 
そこでは高卒採用の厳しさを改めて感じることのできる内容もありました。私がいたときの就職活動と違ってきている部分まで。
 
それは、求人票のデジタル化が進んでいるということ。
今までは紙ベースで、私の母校では職種のジャンルに問わず。届いた順にファイリングされた求人票をひたすらめくって探していました。
しかし、デジタル化したことにより、幅広い職種ジャンルで探すことができるので、私たちのような馴染みのない業種はさらに見つけてもらうことが厳しくなっています。
 
私たち生塩工業は高校生の採用を主としていますが、他にも高卒をターゲットにしている企業が増えてきているということや、高校生の就職希望者数が減少していることも耳にしました。
 
母数が増えていく一方で、私たちはさらに厳しい環境下に置かれています。
様々な業種で人手不足が進んでいる中、私たちはさらなる打開策を考えなくてはいけません。
 
 
■   学校訪問の感想
 
まず、1人で学校訪問に挑戦できてよかったなと思っています。
 
訪問前までは、心配や不安しかありませんでした。しかし、一度経験すると「やれるかもしれない」と自信に繋がってきます!前向きな気持ちで無事に終えられてよかったです。
 
しかし、まだまだ課題もあると思います。
 
私はあまり自分から進んで行動をしたり発言をしたりすることが大の苦手です。喋りたいことを言語化したりイレギュラーな対応が苦手だったり…。なので、ミスを防ぐためにも事前準備が大切だなと感じました。言いたいことなどの要点を事前にまとめておいたり、いくつかのパターンを想定しておくことも必要です。何事も万全に備えておくべきだと思いました。来年度はさらに意識していきたいと思います。
 
 
■   結論(見学会参加人数等)
 
学校訪問を経ていよいよ会社見学会になります。
今年度の参加希望者人数は現時点で3名となりました。
(※会社見学会の流れや感想はまた別の記事で書く予定です。)
 
正直、3名という数字を見て悔しい気持ちもありましたが、同時に3人も興味をもってくれた生徒さんがいたことが嬉しかったです。また、今年は3人全員が県内からの応募となりました。しかし、昨年度に比べると参加希望者人数が減少してきていることが分かります。今年度は人数維持を目標にしていたため悔しい結果となりました。
 
数字の結果をみる限り、私たちは現状でとどまらずさらに新しい挑戦をし続けなければなりません。高校生のみなさんが何をキッカケに私たちのことを知って、興味を持ってくれているのかは未だに分かりません。なので、様々な角度から見つけてもらえるよう機会を増やしたり、工夫を重ねていきたいと思います!
 
来年度はもっとパワーアップした姿をnoteに残せればいいなと思っています!

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