英語勉強法。基本に戻る、でも一気に

おはようございます。
群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。

今日も自分のできることを、たんたんとやっていきたいと思います^^

春先から大学受験の生徒さんの英語の家庭教師をしたときのことです。

どんな教材を使っているのか?話を聞いてみると、英単語はターゲット1900、英文法などはビンテージを使っていました。

どちらもすばらしい定番の教材です。

取りあえず一緒に英検準2級の長文読解をやってみたのですが、英文が読めていませんでした。

英語の構造を無視して、自分の知っている単語の意味を自分で作文して解釈していました。

英検3級の長文でやっても同じ感じでした。しかも単語も抜けが目立つ。

これは英語の基本である中学英文法が理解できてないってことです。

この状況で受験生だからとターゲット1900やビンテージを使っても上滑りして自分のものになっていきません。

話を聞くと英検3級は何とか合格したけれど、英文の内容はよくわからないままに本文と似ている選択肢を選んでいたそうです。

英検は6割ちょっとで受かるのでこれがコワいです。

受かると次の級の勉強に行ってしまうので、いつまでたっても地に足のついた勉強ができません。

最低でも8割は取れるまではその級の勉強をすべきだと思います。

特に長文読解は普通に読んで当たり前に正解するレベルになるまでやる必要があります。

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こんな状況の場合、勉強法としては中学英語の抜けのチェックから入ります。

英単語は中学レベルや英検3級の単語帳を使います。

パス単3級

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これを一気にテストして、1秒で答えらえない単語を抜き出して短期集中で覚えます。

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長文読解とリスニングは英検3級の過去問をやります。

そこからやるんですか?と思う人もいると思いますが、基本ができていないと何をやっても身につきません。

もちろん、これを少しずつやるのでなく、2、3週間で一気にやるイメージです。

もし、よくわかっている場合は、このレベルはあっという間に終わります。

保険をかけるつもりでこれをやることをおすすめします。

たいていは抜けがあるものです。

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そして、その後は単語なら英検3級の単語集→準2級→受験用の単語集(ターゲット1900、速読英単語・必修編、システム英単語など)

もしくは、中学単語の次に、ターゲット1400、速読英単語・基礎編、システム英単語・ベーシックなどでも。

長文、リスニング、作文は英検3級→準2級→2級→センターテスト過去問

英文法は英文法レベル別を1→2→3→4→ビンテージやネクステなど

要は英検2級までやって、センターテストに接続するイメージです。英検は段階的に実力をつけることができるのですばらしいです。

ただ、最低でも8割取れるまで次の級に行かない。繰り返しになりますが、長文は普通に読んで普通に答えられるまで。

(受かったら次の級を受験してOKですよ。ただ、8割取れるまでその級の勉強を続けるってことです)

恐らく途中でスラスラいかない段階があるので、そこは同じ問題集を徹底的に繰り返します。

2回とか3回というレベルでなく、最低でも7回はやり込みます。

間違った問題、曖昧な問題に絞れば高速で復習が可能です。

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どのレベルまで進めるかは自分の目指すレベル次第です。大学受験を受けるならセンターテストレベルを目指しましょう。

模擬テストはどれもセンターテスト程度かそれ以上のレベルの問題です。

ここに届かないと、わかって答えた問題がない、全部カン!みたいな状況になってしまいます。

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今回は英語の勉強法でした。

センターテストを受けるからとセンターレベルの問題集を選ぶのは間違ってます。でも、これをやってしまっている人が本当に多いです。

焦る気持ちはわかりますが、急がば回れです。

自学自習なら自分次第で圧倒的なペースで進めることができます。

自分にあっていないことをやっても、ただ難しいだけで身につきません。

これでは苦しくて挫折してしまいます。

自分のできることをたんたんとやっていきましょう。

応援しています^^ 牛込伸幸

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