勉強したのにできなかった…と思ったら
「今日のテスト、ちゃんと学校のワークをやったのに、全然できませんでした。ぼくは勉強してもダメなんです…」
こう言ってあきらめてしまう人がいます。せっかく勉強したのにできないとがっかりしてしまいますよね。
でも、それは勘違いですよ。そんなことないです。もったいないです。
詳しく話を聞くと、学校のワークを宿題として1回やっただけというケースが多いです。問題を解いてマル付けをして「なるほど~」と思って終わり。
もちろん問題集をやりきったことはすばらしいことです。でも、残念ながらこれではテストで点が取れるところまでいかないんです。
テストで解けそうな問題があっても「これ、何だっけ?やったことあるんだけどなあ…」となってしまいます。
もうちょっとです。
まったく同じ問題が出る英単語や計算のミニテストなら、前日や当日に1回やればできるかもしれません。
でも、定期テストは範囲が広いですし、まったく同じ問題は出ません。入試ならなおさらです。
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テストで点を取るには「繰り返し」が必要です。ヒントなしで何も見ないで自分の力だけで問題を解く力が必要です。
そのためには、まずは3回、同じ問題を解きましょう。問題集は3回やらないと、やったとはいいませんよ。
「まったく同じ問題では、答えを覚えているので意味がないのでは?」
そう思うかもしれません。でも、間違った問題、覚えていなかった問題はそうカンタンにはできません。試しにやってみてください(もちろん、選択肢の記号を覚えているのはダメですよ)
また、3回やると時間がかかりすぎると思うかもしれません。でも、2回目、3回目はできるところが増えるので早くできます。
間違った問題、自信のない問題に印をつけて(逆に、絶対できると自信のある問題以外と考えてもOK)、3回目あたりはその問題だけやってもいいですね。
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今回は繰り返しが大切というお話でした。
次から次へ新しい問題集をやってもできないことを積み重ねるだけでツラいです。まずは1冊を完ぺきにしましょう。
PS.答えや解説を読んでもわからないものは今後の課題と考えて今は無視しましょう。ここにこだわると先に進まなくなりますし、やる気もなくなります。基礎が埋まってくればできるようになりますよ。
牛込伸幸
https://ameblo.jp/ushisense/
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