若者笑うな来た道だ
・コンビニの店員さんの手際がすごい悪くて、親近感が湧いた。もちろん胸の名札には「トレーニング中」の文字。
「頑張れ」心の中で応援してしまう。誰でも初心者の時はあるんだ。段々と玄人への階段を登っていくのだ。
でもパスタを買ったのにフォークを付けてくれなかったのは許せねえよ。
精進しろよ
・この手の「若者笑うな来た道だ、年寄り笑うな行く道だ」的な自戒を一番感じるのが車の運転中だ。
住んでる地域に教習所があるので、春休みとか夏休みの時分になると、教習中の車が多くなる。当たり前だけど、教習生の運転はゆっくりだったりするので後ろにいるとイライラしちゃうこととかもあるんだけど、その度に反省する。逆にやたら遅くは知ってる高齢運転者標識を付けた車の後ろにいる時とかもね。
「自分にもそういう時期があったのだ」「自分も将来そういう立場になりうるのだ」
そういう寛容な心で生きていかねばならない。
・少しだけボートレース。ゴリゴリに負けた。
こういう賭け方すると
こういう結果になるわけで。完全に流れが来てない。(1-4-5で決まったと思ったら5がキャビるし・・・)
ちょっと、しばらくエア舟券師になって腕を磨こうと思う。
(・・・多分買うことになると思われる。)
・今回の『ダイの大冒険』も面白かったな。ハドラー親衛騎団の紹介回。
ブロックが異様に強キャラ感を醸し出してるな。事実、強キャラなわけだが。
フェンブレンがやや小物感を出してきてるな。事実、やや小物なわけだが。
何より、今話の一番のポイントはダイのあの名セリフだろうね。
別にどうでもいいじゃんか誰が勇者かなんて
強い仲間なら何人いたっていいし
勇者は一人だけっていうきまりがあるわけでもないし
2人いたって3人いたって・・・100人いたっていいんだからさ!
勇者の肩書に固執するノヴァの横暴な態度に憤慨するポップに向けて言い放つダイ。人間ができている。さすがは勇者。
何というかダイの精神性って物語当初からかなり完成されている。物語途中で気持ちに迷いが生じるものの、勇者としての心構えはかなり一貫している。
迷いながらも勇者の立場を貫き続けるダイと、成長して徐々に勇者(本人はそう呼称はしないだろうが)になっていくポップ、という対比関係を見ることもできる。
そういう意味では今話の、ダイのことを「化け物」と軽口をたたくポップとそれを冗談としてちゃんと受け取るダイ、というシーンも趣がある。
・最近買ってなかったけど、『ケンガンオメガ』の単行本を買った。おもしれぇ~。もう最近はこういう脳みそ使わないで読めるバトルマンガみたいなものしか読めなくなりつつある。
「脳みそ使わないで読める」は私の中では最大級の褒め言葉である。娯楽とは本質的に脳みそを使わないことが望ましいとすら思っている。
もちろん『ケンガンオメガ』も様々な伏線が張り巡らされてそうで一概に「脳みそ使わない」で読めるかどうかは個人の読み方によるのだけど、少なくとも「脳みそ使わないで」も読むことができる。
別に伏線の考察とかしなくて、そのまま伏線が回収されて衝撃の展開になった時に「What’s!?Why!!!?」ってなったっていいわけだしね。
最近って、読者が脳みそを使うことを強いてくるマンガが結構多いので、ウンザリしてる。マンガの読み方はもっと自由であるべきだ。
そういう意味ではやはり至高は『聖闘士星矢』に代表される車田正美作品群かも。気合をこめて必殺技を叫んだほうが勝利するというどこまでもシンプルなマンガ。最高。
(9/12)
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