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MONO NO AWARE

どうも、かしおです。
記事って英語で"article"っていうんですね。
なんか「アーティスト」みたいでいいですね!!がはは

ってな感じで今回も始めていきましょう。

今日は僕の思い出話にお付き合いください。

大学入学から26歳現在までの8年間、僕は東京で暮らしています。
けれど、とある理由で三年前、ひと月だけ松本で過ごす機会を得ました。

そんな時にこの曲と出会いました。

当時、たまたま『SPACE SHOWER TV』の月間レコメンドアーティストとして推されていたのがMONO NO AWAREで、併せてこの曲が紹介されていました。

パソコンの前でさめざめと泣きました。

プロフィール等

MONO NO AWAREは東京都八丈島出身の玉置周啓,加藤成順と、玉置の大学時代のサークルメンバーである竹田綾子、そして柳澤豊から成る4人組のバンドです。
玉置周啓(Vo. Gt.)
加藤成順(Gt.)
竹田綾子(Ba.)
柳澤豊(Dr.)
玉置による特徴的な遊びのある詞と素朴でノスタルジックな音が特徴的。

東京は彼らの2枚目のアルバム『AHA』の表題曲です。

次のフレーズに心を打たれました。

ここは東京 君の東京
いずれ故郷の六畳と白い灯台は
君を抱けば白んで消えていく
気がしていたよ東京 君のいる街東京
いつになっても故郷の小学校や太鼓の音色は
悩ましいほど目頭に浮かんではくるけれど

僕は大学進学で上京した際、大学でたくさん勉強して、恋愛もサークルも頑張って、そのまま東京で就職して、結婚して、子供を育てて...。ああ、私立通いたいって言ったらどうしようかな。稼げるかな。遂に子供も結婚かあ、孫かあ、定年退職かあ。松本のことはたまに思い出すくらいなんだろうなあ...
などと考えていましたが、現実は全く違いました。

数年経っても、松本の風景や生活、松本城、北アルプス、県の森公園...なにより友人との思い出が忘れられませんでした。

新宿で松本行きのあずさを見るそのたび、飛び乗りたくて仕方がありませんでした。

そんな思いが、詳細な情景は違えど歌詞とマッチして、たまらなくなりました。

そして、歌は次のフレーズに続きます。

ふるさとは帰る場所ではないんだよ

僕は「故郷」を現状の不満やうまくいかないこと、辛いことの言い訳にして甘えていることを気づかされました。

そして、そんな後ろ向きな思いで松本を見ていたことがかなり申し訳なくなってしまいました。

さらに続きます。

ここは東京 僕の東京
いつも望郷のまなざしを飛ばしながら
まだ見ぬ新たな母を探している

後ろ向きな気持ちで故郷をみるのはやめよう。
前向きに今を生きていこう。
そう感じさせてくれたのがこの歌でした。

その後、僕は自分を奮い立たせて東京に戻りました。

今でも僕はこの詞に強い影響を受けています。

実をいうと将来、松本で暮らすことを予定していますが意識は当時と全く違います。
前向きな気持ちで松本を”新たな母”として見ていければいいなと思っています!

触れなかったのですが、サビ前のフレーズもたまらなくいいのでぜひ。

ほかにも素晴らしい楽曲目白押しでございます。
ほんとに言葉遊びが上手で、こんな歌詞が自分でも書けたらなあなどと思ったり...

ちなみに実はA・I・A・O・Uでは、MVに僕自身も出演しているので探してみてくださいね 笑

下記、Spotifyのプレイリストでございます。

長々と僕の思い出話に突き合わせて申し訳ありませんでした。

では!

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