水で薄めてない永井豪を流し込まれる 唐獅子仮面-Lion Girl- を見てほしい

公開からそろそろ1か月なので、もう終わってしまうと思う。
終わる前に怖いもの見たさでよいので是非見てほしい。

特に永井豪が好きな人
ヒーローに派手なアクションよりもまじめなシナリオメイクを求める人
ふざけた設定から普遍的な人間ドラマが飛び出てくるのが好きな人
あと永井豪が描くオッパイが好きな人
には本当におすすめだ

監督が永井豪のことが本当に好きなんだなと思う。
ただ、アクション面は明らかにアンチヒーロー的なので
ヒーローものが好きな人は気に入らないかもしれない。

多くは語らない。以下オープニングカットを紹介するので、
あとは劇場で見てほしい。劇場で見ないと今後見る機会を失う系の映画だと思う。
(修正が入る可能性がある)

■オープニングカット
あるサウナで4人の裸の男女が全裸で並び立っている。
もちろんイチモツも、オッパイも丸出しである。

一人の女がサウナのバルブを回すと室内気温計がぐんぐんと上昇していく。
するとその女の顔が真っ赤に変容し、額からは角、口には牙が生える。
異形の存在。いわば鬼である。

見渡すと、サウナにいた男女がみな鬼に転じている。

赤い顔、白い肌の女鬼。その全身ショット。
女鬼は手を広げ、胸をまろびだし、
「ギャー」と大きく叫ぶ。

この一連の流れ。あまりにも永井豪なのだ。
本当に永井豪なのです。わかってもらえるだろうか。
わかってほしいな。

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