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それぞれの強さ

旦那は肉体的な痛みについて、超人的な強さを発揮する。
転機には、必ず肉体的な痛みが伴っているように思う。
今回も、転機を迎えたのだが。
足を捻って骨にヒビが入ってしまった。

腰を破裂骨折した時も。
五十肩に、両肩同時に襲われた時も。
古傷の肋軟骨が痛む時も。
靭帯を負傷しても。
群発頭痛に襲われても。(痛みで意識が飛ぶのだそう)

私に八つ当たりをしたことは、ない。
そして、痛がる姿を滅多に見せない。

痛みへの忍耐強さは、本当に尊敬する。
私は、正反対で肉体的な痛みにはとても弱い。
そして、使える痛み止めがほとんどない。
(アナフィラキシーを起こすため)

そんな私は、あまり痛みを経験してこなかった。
頭痛や生理痛とも無縁。
骨折をしたこともないし、大きい怪我もなかった。

日常生活では。
旦那は自分が嫌な事にも、忍耐強く取り組める。
なんだかんだ愚痴を言いながら。
仕事で辛い、理不尽な場面が訪れても。
ひたすら耐え忍んでいる。

私は、嫌な場面をどう乗り越えているのかと考えてみると。
視点を変えているのだと気がついた。
色々な角度から見て、自分が好きだと感じられる見方を採用して取り組んでいるのだ。

忍耐強くない私は、嫌なことは頑張れないので。
好きな所を必死に探して、楽しく取り組めるようにしているのだと感じた。

それぞれの、自分に合った方法で。
私たちは目の前の出来事に取り組んでいるのだなぁと思った。

旦那は旦那のやり方でいいし。
私は私のやり方でいい。
ただの好みの問題だから。

お互い、あなたはそうなんだねと認め合うだけで。
ずっとそばにいられる。
性格が正反対でも。
私たちは、幸せを感じられるのだと思った。

多くの人に心を開いて。
認めあって過ごしていきたいなぁ。
どんな人も。
私からみればちゃんと素敵に毎日を過ごしている。

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