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グループ写真展「Films」終了 全写真公開

 30年前のスイス。社会人になって数年経った頃の社員旅行で撮影したものです。

 今回5本のフィルムを見直して驚いたのは、一枚たりとも失敗写真がなかったことでした。いわゆるミスショットや同じ場所で何度も撮り直しもしない、大袈裟にいえば一コマ一コマに唯一無二の風景がありました。(とはいえその多くが社員のスナップなのでお見せすることはできないのですが)

 機種名さえ覚えていないコンパクトカメラで撮影した単なる観光旅行の写真達ですが、今デジタルカメラで撮っている写真よりも一枚一枚を大切にシャッターを切っていたように思います。

〜写真展会場に掲示したテキストより〜

撮影当時はカラーフィルムでしたが、今回トリミングの上モノクロに変換しています。
当時のカメラは日付をフィルムに焼き込むことができました。
車で移動中の公園とか駐車場のはずなのだが当時の記憶がない

会場ではA2の黒いボード3枚にまとめて展示していました。上のテキストと3枚の写真をパネル一枚に配置しています。ちなみに黒いパネルにしたのは、写真界隈での格言に「枠が黒いは7難隠す」というのがありまして(以下略)

観光用の馬車
スイスだけあって電車も赤い

会場では上2枚を六切りサイズにプリントしてA2パネル一枚にしていました。さすがにコンパクトカメラの写真を六切りにプリントするといろんなところで無理が出てくるのですが、そもそも今回の展示はそういうのを気にしても仕方がないので。

休憩所みたいなところ
マッターホルン かな?記憶が怪しい
ワイナリー(の近所)
ザンクト・ガレン駅

使用した写真はネガからデジタル化したものをあらためて現像・プリントしたものですが、会場では一枚だけ当時のプリント(アルバムから剥がしたもの)も展示しました。下の写真はネガからデジタル化したものですが、PC上では調整せずに添付しています。

当時の新築風景。今では築30年ですね。


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