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SUB MACHINE, BEST MACHINE disc1(sub tracks)感想

※ただの感想垂れ流しがめっちゃ長いだけ。 


前書き

2024/7/24 UNISON SQUARE GARDEN史上初のベストアルバムがリリースされた。3枚組のアルバムの中でも、物好きにとっての最大の爆弾のようなプレゼント"disc1 -sub tracks-"について。
7/24~26のライブ後の余韻が少し落ち着いてから、いざ、聴いてみたら、あまりにも心揺さぶられて、どうしようもない感動があった。
これから何百回と繰り返して聴いていくことで更に好きは深まると思うけれど、聴き込む前の、出逢ったばかりの驚きや感動、この熱も感覚も今だけのものだと思ったので、折角なので書き留めてみた。

また、ここまでのプロモーションラジオから得られた情報も整理しておきたい。
プロモーションラジオはおそらく、2024/7/14~8/2の期間で全45本。
ラジオ内容の文字起こしは著作権、複製権の侵害の恐れがあることを留意したうえで、引用の範囲内として情報を使用したい。
自身の主張感想がメインであること、ラジオの内容部分は区別をする、わかるものは出所を明示する、といった点を念頭に置く。

公式情報

端役でも伏兵でもないsub trucksからささやかな祝福を。

UNISON SQUARE GARDEN 20th SPECIAL SITE

本当にね!!!!端役ではない!!
伏兵では?と思うけれど、恐らくDUGOUT ACCIDENTでその言葉を使ったからあえて違うものだと表現したのか?
sub tracksを例えるとしたらなんだろう。考えてみたい。

感想

状況メモ
・3日間の中で各5回聴いた
(アナザーワールドエンドは7/24の2回のみ)
・歌詞カード 未読
(アナザーワールドエンドは一読のみ)
・メンバーによるセルフライナーノーツ 未読
・ラジオによる前情報あり
(星追い達の祈り、アナザーワールドエンド、disc1収録の未発表曲全体について)

今強く記憶に残る曲
・カナシミトレイン(全てに一聴き惚れ)
・星追い達の祈り(珍しくAメロが残る)
・ラズベリー、my dear(サビ、転調、歌詞が断片的に浮かぶ)

M1 星追い達の祈り

ベース始まり好きです。
歌いだしの声から好きを確信したけど、これはきっと20歳のUNISON SQUARE GARDENの斎藤さんの声だからなのかな、と冷静に思うなど。当時の声の響きを知りたい。
19歳、19歳かー!!!とどこか納得できてしまう、青々しくてちょっとだけこちらも赤面しそうな歌詞、かと少し勝手に気恥ずかしく思っていたのも束の間、すぐにこの世界観に純粋に虜となる。
少年感が滲み出ていてとても良い、なのに、今の、少年ではないUNISON SQUARE GARDENが歌っていて全くの違和感がないからなんとも面白い。
空のベンチ!大好きな箱庭ロック・ショーにも共通して出てくる単語。意味を突き詰めることなくとも、ふと嬉しさがこみ上げる。同じ作家の小説にさりげなく散りばめられるキーワード、同じ世界観なのかもしれない、と思うから、こういうUNISON SQUARE GARDENという1つのバンドの全曲を追える喜びを改めて感じた。

シュガーソングとビターステップ、リトルタイムストップの時と同じぐらいに"Aメロ"が浮かぶ曲ってなかなか特徴的だと思う。

歌詞の連想が少しできてしまう。ユニゾンの楽曲で滅多にそう感じることはなかったので、とても新鮮。こう歌うかな?がなんとなくわかって、その素直さに純粋にときめいてる。

耳に気持ち良いメロディでずっと聴いていたい、そして覚えやすい!キャッチーとはこのことなのか、と思った。
どこかで聴いたことがある気がする?というのは悪い意味ではなく、この時代に既にそれをつくってたということなので、元祖、ですよね…
これが20年前に作られていた、ということは信じ難いし、たしかに、俺達イケるわ!!ってなるぐらいの完成度の高い曲。
これが、UNISON SQUARE GARDENという奇跡の始まりなのか…感慨深い。
ラストのフェイク、本当に歌がうまくないとちょっとすべる?というか、あまり惹きこまれないものだと思っているので、今の斎藤さんによるフェイクは流石に惚れ惚れする。

音域として、今のUNISON SQUARE GARDENを知っている身としては音が低いまま終わるんだ、という驚きになるけれど、当時のバンドとしての雰囲気や歌声への印象がそのまま詰め込まれているのでは?と思える、素朴さもある気がした。まさに原石、という感じ。

     ■ラジオ情報

斎藤さんのコメントやゲスト出演より
(7/16 Musuc Treasures)
せーので初めて音合わせした曲
(2004/7/24 中野の街スタに入って合わせた)

(7/17 UP BEAT)
初めて作った曲
リハスタでせーの!で合わせた
演奏後、貴雄が予備校をやめる決意をしたぐらいの手応え

(8/2 FESTIVAL OUT)
0から1になった曲
この曲で、三人でやってる雰囲気が
「え、俺らかっこよくない?」ってなった

ロビーで貴雄が、(バンドの)かけもちやめる、これ(ユニゾン)一本にするわ、と。
3階がスタジオ、2階がロビーで、
興奮して(スタジオから)降りたのを覚えている

M2 空の在処

イントロのギターアルペジオに少しだけクローバーのようなイメージを抱く。
とても好き。おとぎ話の気配?でもきらきらという印象はないかも。
また、星追い達の祈りに近い音域での歌、落ち着いていてかっこいい。音域近くても全然違った雰囲気になるのか、という驚き。

アルペジオからギターの音色の変わり方がとても耳に残る。

五線譜、ここでもまた好きなキーワードが出てきたので嬉しくなる。

歌詞は聴いていて、3回目から耳に残る、理解が進んできた、小説みたいな感じ?
おそらくじっくり理解していくスルメ曲の予感。

ベース目立ってる感じが少し新鮮、好き。
曲調からか、これも19歳の少年っぽさを感じる。でもフェイクがある辺り、それを響かせるのは流石の今の39歳。

(過去のstudio ver.音源との比較)
少し苦しそうにも聴こえてしまう掠れ声。
当時はこの独特な声こそが彼の持ち味だったんだ、と思うと、本当に変わった。
どこかで表現されていたように、今の声や歌い方には円熟みがあり、魅力が増している。研ぎ澄ませていって、先日の田淵さんのMCにもあったように、「天性の声帯」を磨き続けた結果なのだと思う。
この時の声は、例えるのなら確かに原石。

M3 レボリューションナンバーミー

イントロで嬉しくなって笑ってしまう。
好きなやつ。
長めのイントロから強すぎて、こんなの15年ぐらい前に作られてたのやば…バケモノだわ…もうできあがってるじゃん。。UNISON SQUARE GARDEN。

サビに、不思議とどことないアニソン感を抱く、めちゃめちゃ良い!
この曲を元にしたアニメがあってもおかしくないのでは?と思ってしまうぐらいには、浮かぶ情景の絶妙な具体性と滲み出る二次元の雰囲気。
左手を空に掲げるシーン。

間奏のギターがとんでもなくインパクト大きい。これは今のレベルのユニゾンだからなのか?
ライブで聴きたすぎる。
タイトルが全部カタカナであることとか、レボリューションナンバーミーという言葉は聴こえないの、私の好きになったユニゾンーー!
革命は歌になる!!!最高。

M4 ミカエルは雲の上

最近作られた曲じゃないの?と少し疑ってしまうぐらいには洗練されている、というか、すっきり耳に馴染むし響く。

聴き込む前から、自然に身体で乗れるメロディで、良い意味で歌詞があんまり頭に入ってこない。ライブで初めて聴いて楽しめそう。
ふと聴き取れる単語がおやつやおさんぽ、これは聴き込んでより楽しめるスルメ曲確信した。

サビが最高に楽しい!THE・サビ!
爽やかさと愛らしさが程よくて、可愛すぎなくて、絶対に頭に残る。
さりげない僕曲なのも好きなところ。
曲名がサラリと出るの流石。

M5 ナツノヒ

今の斎藤さんの声で、音で、完全に仕上げてきた繊細さに溢れてる、聴かせる曲ですね…?
出来上がりの当時の音源を聴きたい曲No.1かもしれない。今が透明度を増していると例えるのなら、当時は曇りガラスみたいな独特の見え方になってこの曲の雰囲気に合っていそうだし、絵具でいうと、水彩画ではなくクレヨンで、でも丁寧に描かれていそうだな、と想像してみる。

夏の歌、というと明るい曲調も多い中で、
こんなにも切なくて重いものを作り上げるのが凄い尖りのように思う。
ユニゾンの夏、これこそがバラード、を示しているよう。
曲のスローなテンポからも、じんわりと確実に茹だるような暑さの中、陽炎のようなイメージが湧く。

この曲は、確実に、ライブで化ける。
斎藤さんのライブにおける、更なる深い歌表現が沼となる予感しかない。

コーラス美しすぎる、田淵さんなんだよね?と疑ってしまいそうになるぐらい。コーラス専門の歌手になれるのでは。

ドラムがよく聴こえるのも好きなポイント。ドラムのおかげで、ただのバラードではないというか、ぼんやりのっぺりしてなくて、ドラマチックな印象が加わる。
この曲に潜り込んでしまう感じがする。

曲の長さと終わり方が新鮮。
長いな、と思う曲は久々。

M6 メロウ

!!!!!!
貴雄さんの声?!この爆発力、絶対ライブで映える!
低め音域の斎藤さんの声を堪能できすぎて感謝。カッコイイが飽和しそう。

耳に残るギターメロディ、Aメロのバスドラム、サビ入り等、一聴で耳に残る。どことなく、初めてさよならサマータイムマシンを聴いたときの衝撃に似てるような気がした。

間奏長い。好きなやつ!かっこよすぎる。UNISON SQUARE GARDENじゃん(語彙がなくなってくる)

落ちサビのベース、ブレイク、見事に心を撃ち抜きにきてるカッコよさ。
強烈なロックをぶちかます強さを感じる、
切ないけど弱くはない、癖ですね。

★M7 カナシミトレイン

一聴で惚れました。

はじまりの0.1秒からキラキラしてる。
絶対かわいい予感がする。
イントロギターのメロディから好きが決まった。個人的に、怖いぐらいどんぴしゃに好みのメロディ。どストライク。
始まり、の表現が見事で、駅の電車発車や、朝のニュース番組の冒頭のような、爽やかで煌めく印象。

あぁ、の歌いだし、ゆらり、の優しい響き。
うーーしろの、の伸ばす音の柔らかさ。
風と、時と、ひとり。可愛いすぎる歌声!

2Aからギター入る細やかさも良い。

Bメロの全ての音が優しい。ギターのポロポロとした音もよく聴こえる。
ここまで、全体として言葉の伸ばしが多く感じたけれど、その伸ばし方が丸くて綺麗でとても好き。

サビ「あめふりのちみらい」

天才だ。天才(膝から崩れ落ちた)
多分これを、ライブで田淵さんが歌ってるの見たら泣いてしまうかもしれないぐらい、自分の好きが詰まった言葉。
歌う表情まで想像してしまう。

雨降り のち 未来
この唯一無二、この世に存在しなかった組み合わせでありながら、なんとなく意味が伝わるような不思議な言葉の組み合わせが素晴らしいと思う。

これも僕曲。
リズムとかメロディもすぐに癖になっていて、いつのまにか横に揺れて楽しんでしまう音楽で素敵。
一聴でここまで、歌詞が入ってくるのも凄い。聴き取りやすさもある。

大好き、の「だ」!は強さ溢れてて良い。間奏でのギターソロはこの曲の印象深いメロディを。最高。

落ちサビ前のコーーラスーーー!!!
もう良すぎて何も言えない。

落ちサビのすべてが好きで、特に
ギターアルペジオ×ベース入ってくる
→優勝でしかない

歌詞から
誰もいない
悲しみもいつか終わるよ
と、切ないのに前向きで、大丈夫が響く。
イントロでの明るそうな印象から一転、聴くと切なさがある、でも悲しすぎない。そのギャップに改めて惚れる。

ラストにまたAメロを持ってくる感じがどこか懐かしくなる。
この曲の不思議な温度感をもっと触れて考えたい。

M8 愛はきっと

田淵さん、オレンジ、好きだな!?
オレンジ色、オレンジに対しての気持ちや 考え、想いが知りたい。きっと語ることは無いのだろうけど。

Bメロからのサビの感じ、2サビからの間奏への勢い、逆に懐かしいというか、もう完璧にユニゾンらしさに溢れているように思う。

ゆらゆらゆらゆらり
ふわふわふわふわり
カナカナカナカナと
音楽の惚れ方の一つ。耳に残る!
なんでユニゾンが歌うとかっこいいのかな?という言葉。
サビのキャッチーさ、一度聴いたら耳に残ってループする、思わず口ずさんでしまいたくなる。
意味はわからずとも、というのがまた良い。

何気なく入ってる単語の不思議さ、ファンタジックな言葉と日常的な言葉のよくわからない組み合わせが絶妙に面白くて、それもユニゾンらしさと思う。
白馬に乗った王子様、ドレス
をロックバンドが歌いたいように歌う、というのは改めて面白い。

最後に言いたいことをしれっと詰め込むところも好きで、
「どうでもよくない今日が始まる!」良いなー!

M9 月と天秤 

(studio ver.音源の時から)惚れてました、が、改めて好きになる。
歌い出しからラブ。ベースのリズムがシンプル・イズ・ラブ(?)(興奮して書いてる)

〇〇 〇〇 stop??
what baby's stop?
what's 〇〇 stop??

ふたりの声、最適解になってる
声が溶けそう。甘くて良い、良い。

触らせて、の「ら」の響かせ方が、今の斎藤さんならではの美しさや滑らかさで好き。あと、ここのメロディも好き。

なによりもメロディは、一聴で完璧に耳と脳に入ってくるような馴染みやすさが素敵。

シロフォンの音がとても良く聴こえて、珍しいアレンジのように思う。とにかく、かわいい!貴雄さんが叩いているのか!?ライブでもやってくれますか!?

間奏のギターから、ベースだけになり、ドラムとギターが少しずつ入るところ、シンプルに聴き入る。
ファソラシド重ねの強さ、良い。

ノスタルジックで愛らしくて絵本のような存在感ある。大事にしてた、大事にしてる、捨てずにずっととっておいてるもの。

盟友(bus stop mouse)のことを知らずとも、この楽曲だけに惚れちゃう雰囲気がある。

これもまた僕曲。

「涙と汗が滲む思い出 月と天秤にかけてる」
耳に残るしタイトルにもなるこの部分
月と比べる‥月とスッポン?
自分の涙や汗を比べてしまう、みたいな?

そしてそこに、「そんなことしなくていいんだよ」って優しい。認めてくれる気がする。ここの歌い方もとても丸くてよい。

飛行機雲、バス停、ねずみたち、電車、
神様、宝物、フルカラーの空の下
耳に入る単語のすべてが心に残るなぁ…

遊ぼうか、歌おうか、いいんだよ、の語尾がまたこの曲にぴったり。

(過去のstudio ver.音源との比較)
シロフォンの追加にとても驚いた。まず初めに耳に入ってきて愛らしさ満点。アイディアが天才的。
声の綺麗さ、表現力が流石の20歳USG。
「ファソラシド」の田淵さんのハモリが追加されて、そこもまた驚いた、でもとても良い。

M10 bad music disco

イントロからもう衝撃!!!
この曲順もあえてなのか!?温度差えぐい。こういうのも好きだとばれているし、手玉にとられている。

イントロの斎藤さんの声から良すぎる。またこの音域歌い方の斎藤さんキタ……
誘いなさい!??(低音)この言葉遣いとは!?

これ一聴でライブで惚れる自信しかない。人生で初めて腕を振り上げて踊り狂う曲かもしれない、そんな衝動がある。
初めて飲んだアルコールみたいな意味わからない高揚、初めてキャパの小さなライブハウスでかっこいいロックバンドのライブを間近で見たときの高揚、そんな不思議な興奮が味わえる曲のように思った。

落ちサビ前にぐっと転調!?みたいにますます勢い増すところやばい。
そして「並べてご覧に入れよう」!!!?
ドリル!!冷蔵庫!!!長電話!!!
爆笑堪えてるけど多分無理
この3つの単語が並べられること、恐らくこの曲この場所以外に一生ないだろうなという唯一無二。聴けて、出逢えて最高。圧倒的にgood music!!!

斎藤さんの「それは」好きですね!!
music(↑)とmusic(→)があるのいい

問答無用に楽しい、音と歌詞の幸せな暴力って意味わからん。

M11 ラズベリー、my dear

はぁ。温度差で混乱してる。もうここまで来るの疲れた…(幸)そして全てを掻っ攫って行くようなパワー、圧倒的主役感がある。

始まりからきらめいてる。絶対かわいいという確信。はい、歌い出し、かーーわいい!!
斎藤さんのこの可愛らしい歌声って不思議すぎる。女性的、ではない、可愛いという形容しか思い浮かばない。

ユニゾンが歌の"ふわふわ"に勝るふわふわはこの世に存在しないと思わされる。

Bメロコーラスとサビのコーラス隊のドアップMVお願いします

聴き取れる全歌詞が眩しすぎる。
ラズベリー…笑ってよ…太陽みたいにさ
…あまずっっっぱ…!!!
聴いてると唇を噛み締めて笑みをこぼさぬように自制必須。
みたいにさ、の「さ」がまたいい!
笑ってよの「ら」がライブで化ける予感がします、今から覚悟して臨みます。

メロディ感、歌詞の抽象的なところがまた好きですね。

2番でのギターの遊び心や鈴の音色?耳が足りない、早く聴き込みたい。

興味しかないんだよ!!
ずるいんだよな!!!
君に届く、かな??!
やはり、語尾が絶妙に良い。

コーラスもふんだんに入っていて、本当にバンドメンバーだけ!?と疑いたくなる。
そしてなんと言っているかの解析が楽しみ。

Cメロ?のベースが、あまりにも良すぎて困ってしまう。
ここからの間奏のギターをライブで聴けるのが楽しみで仕方ない。

甘酸っぱいが限界突破していくな…。

どれだろう、なんて
のクレッシェンドからの止め、半端ない。
落ちサビのギターの音色がとてもクリアで綺麗…アコギっぽく聴こえる。
ベースのグリスがここでも良い味。
曲全体の構成についてもじっくり聴き込んでいきたい。まだうろ覚えで、展開についていけてない。

恋心のもどかしさ、むず痒さ、甘さ、をどうしてここまで、描けるのか?
元ネタあるなら教えてくださいって思う、多分ないんだろうな、あったら世界で見つかってるよな。
そしてこれ、恋じゃなかったとしても聴き込み要素として楽しめそう。いろんな解釈ができる予感。

そもそもの曲名について。
ラズベリー、my dear
の「、」をとてもとても重視してしまう。私の好きなUNISON SQUARE GARDEN、らしさがある。唯一無二の表現。
I wanna believe、夜を行くの「、」もそうで、日本語とか英語とかごちゃまぜ好き放題にするロックとポップという奇跡だなと改めて思う。

うろ覚えではあるけれど、田淵さんが前にDIALOGUE+の「好きだよ、好き」の曲タイトルについてどこかで話をしていたと思う。
一般的な言葉、をいかに新しくするか。唯一無二を生み出すことの面白さ、そしてこれ。最高ですね。

完全に、アルバム〆曲としての顔をしていた…。


     ■ラジオ情報 sub tracksについて

●斎藤さん
・結成して4、5年ぐらいに作った曲たち
(2004年の結成から2008年デビューの4年間と、デビューしてちょっとぐらい)
・味濃いめ
・すごく頑張り方がわからずに頑張ってた頃の曲。今聴いてもいい曲だなぁって思える、を今レコーディングしたもの

(7/16 Musuc Treasures)
・完全に今回のためにレコーディングした
・初めてのワンマンライブでやったはいいものの音源化しなかった曲や思い入れがありすぎて逆に音源化してない曲

(7/17 UP BEAT)
・想い出を語るというよりは恥ずかしいからフレーズ変えてもいい?歌詞変えてもいい?という形(で手を加えた。)
特に歌詞、貴雄のドラムのフレーズはちょこちょこ変わった。
僕はそのまんまやろう、できるだけ当時のまま

(8/2 FESTIVAL OUT)
・根底にあるものは変わらないな、と思いつつ、今ならやらないな、や、ここでこのコード、ここでBメロ、その発見は面白い
幼さみたいなものが逆に面白い

●田淵さん
・インディーズ時代のレア曲たち
・ベストアルバムだっつってんのに、誰も知らない曲。俺的には大ボケをかました感じ
・俺達の未発表曲
・物好きの為の商品
・お金を出して買うと良いことがある
・おもしろdisc1
・CD買わないと聴けないんで…聴くといい気になれる


もう本当に、買ってよかった、買わせてもらえてよかった、聴けてよかった、に尽きる。


(M12 アナザーワールドエンド)

※まだしっかりと向き合う前で、7/24に2回だけ聴いたあと、聴けていない。ここまでの11曲の衝撃によって少し忘れそうですらある。
MV未視聴。勇気が出ない。
※ラジオ情報に関しても別記したい。

まずはじめに、とても落ち着いた声が良い。確かにこれは、今、のUNISON SQUARE GARDENの形の気配。
しっかりとスローなバラードを、20年目のユニゾンとして、改めて新曲として発表したことは意外でもあり、真剣さや深みがあるように思った。ロックバンドのバラード、には覚悟みたいなものがあるように勝手に思う。

「もう離さないよ」
「たまには ねぇ会いに来てよ」
この辺りのストレートな歌詞にぐっとくる。歌詞をすぐに聴き取れるというのも少し新鮮に感じた。でも、やはりユニゾンらしい否定の歌詞もあるし、似合うし、それでいて優しさが滲んでいる。
ギターの音色が美しくてじっくり聴きこんでいきたい。

今のUNISON SQUARE GARDENすぎて胸がいっぱいになるので、気軽に聴けない。
Patrick Vegeeの101回目のプロローグの時に感じた気持ちに似ている。

サビの音階にどことなく合唱曲みたいな、耳に残るしどうしたって心に刺さる重さやインパクトがあるように感じた。

潰えてても…。
心臓まで届く何か、君

ちょっと、しっかりと受け止めたい。
ここまでの11曲とは一線を画して向き合いたい。



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