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UNISON SQUARE GARDEN 2020始動 配信ライブリクエスト

UNISON SQUARE GARDEN 2020年始動について。
少しずつ綴っていきたい。

ひとまずは、

2020年7月15日に開催される“リクエスト配信ライブ”

(リクエストワンマンライブ、生配信ライブ)について。

以下、田淵智也 ブログより抜粋。

ただ配信ライブなぞ得体がしれないもん見るのも面倒だから見送るという物好きもいると思う。
そこでまあ、たまのサービスだ。わくわくごとに付き合ってもらうためにリクエストを元にセットリストを決めるという手法を取る。
最終的に決めるのは我々なのでどう汲み入れるかは任せてもらいたいが、おもろい結果がでることを期待している。良く聴いて3曲選んでちょ。
(中略)
家で飲みながら飯食いながら観れる、地方に住んでるやつも交通費かからず観れる。現場では無い楽しみだって沢山あるじゃないか。
今世紀には今世紀のロックバンドがあるのだ。
せいぜい期待して当日を迎えて、なるべくでかい音で聴いてくれ。
 
https://unison-s-g.com/blog/member/
2020.5.14 UP

そして、下記リンクより、3曲をリクエストできることとなった。(2020.5.31まで)

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なんという、面白いことを考えるのだろうか…やはりUNISON SQUARE GARDENの脳と言うべきか、あまりにも、わくわくが止まらない。

全ての楽曲から、リクエストを募ってくれるという。そして、ここで個人的にとても嬉しかったのは、あくまで「最終的に決めるのは我々」という部分だ。
決して、甘やかし過ぎない。UNISON SQUARE GARDENはUNISON SQUARE GARDENのカッコイイ音を鳴らすだけなので、人気曲ばかりだったり、求められたことだけをやったりするわけではない、そんな芯の通った在り方がやはり好きなのだ。
距離感を違わない。流石だ、カッコよすぎる。


さて、本題だ。
自分は、リクエストする3曲をどうしようか、長いこと迷って悩んで困っている。正直、UNISON SQUARE GARDENの曲は本当に全部好きで、全部聴きたいのだ。

まぁ、それはさておいて、今回の配信ライブで大いに着目したい特徴が、曲選びをより難航させている。
それは、基本的には家などの空間で1人もしくは少人数で楽しめることになる。
つまり、個人的に苦手としている一体感、手拍子、かけ声(?)等が、一切排除されるということだ。これは大きい。
更に、「全曲」と銘打っており、なんと1st,2nd mini Albumからも選ぶことが出来る。

ということを念頭に、今の自分が選ぶリクエスト3曲について綴っておきたい。

今回の投票では、
「聴きたい」という想いをUNISON SQUARE GARDENのメンバーに伝えられるのだ、という考えを重点におきたい、と考えた。
B面曲の総選挙(2019年UNISON SQUARE GARDEN 15周年企画の1つ)もそうだったが、彼らは自分たちの為に音楽をやるだけだ、と言いつつも、こういった形で物好き達の声に耳を傾けてくれるのだ。実は、物凄く優しいのに絶対にそれは認めないだろうから、愛すべき天邪鬼だと思っている。これより、自身で条件を以下に狭めてみた。

・1アルバム1曲まで
・聴いたことのない曲

情報解禁の2020.5.14から、応募締切の5.31までの18日間。悩みに悩み、決意した。

リクエスト

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・サーチライト

Album:新世界ノート(1st mini album)より

…初めての1人旅を思い出す。雪に囲まれた静かな土地で、ひたすらにUNISON SQUARE GARDEN全曲をシャッフル再生して聴いていた。その中で、やけに耳に残ったのがこの曲。独特な歌声に耳を奪われて、静かな雰囲気、どこか零れ落ちるような歌い方がまた興味深くて。
改めて歌詞を意識し聴くと、うん、わからない。
だが、「何処へ行ったの?」を繰り返していたのに、最後には「悔しいけど物語は一つだけ終わった」とあり、恐らく、幸せな曲ではない。どこか悲しいのに、惹かれる。灯台のサーチライトという光に悲しさと寂しさと美しさが込められているような。

歌声も、ここ最近の歌声と比べると、若さ故の粗さはきっとあるように感じられる。
まだ聴き込みや理解はできていない、でも、できなくて良いのかもしれないな…この形のまま、曖昧に好きでいたいような気もしている。
そして、今の斎藤宏介の声で、これをどう表現するのか聴いてみたい。


・流星前夜

Album:流星前夜(2nd mini album)より


正直、リクエストがどんなに集中しても、やりはしないだろうと思う曲(?)。
それでも、好きであることを伝えたかった。
アルバムの始まりに、語りがメインで入っていることがまず衝撃的で。そして、込められている一つひとつの言葉には、mini albumのエッセンスが込められている。
特に、「虹色のパレット」「飛行機雲」「ローズマリー」「嘘」「新しい世界を描ける」といった言葉たち。いつか考察をまとめたいと思う。
メロディに乗せている部分は非常に少なく語り口調であるが故に、声と演奏が一層、直接的に響くように感じる。また、斎藤宏介さんの声の変化がわかるのも一興。
まだあどけなさが残る2008年の頃から、今に至り、どう変わるのか。バンドとしての根源が変わっていない彼らだからこそ、15年以上を経た今、この曲をどう表現するのか。知りたい。

・アンドロメダ

Album:DUGOUT ACCIDENT(10th anniversary album)より

初めて聴いた時から、恋に落ちるように、好きになった。
DUGOUT ACCIDENTを手に取ったのは、UNISON SQUARE GARDENを好きになってからだいぶ経ってから。確か、他に出ていたアルバムは全部聴き終えて、シングルも手に入れ始め、B面曲も聴いて、その後にやっと聴いた。
それまでも充分過ぎるほどに、UNISON SQUARE GARDENの音楽性のとめどない広がりに心打たれていたのに、更に世界を広げてくれた曲。こんな1面があるのだと、恋に落ちたのだった。
こんなにも弦楽をメインにアレンジされている曲は他にないと思う。斎藤宏介さんの歌声は、この壮大なメロディの中でも掻き消されることなく、響き渡るのだ。誰にも邪魔されない状況で、アンドロメダに浸りたい。


結び。
全て、滅多にやることのない曲ばかりになった。やってくれるかどうか、ではなく、好きであることが少しでも伝わったら嬉しいと思う。
馴れ合いはない、と明言された関係でも。
彼らが、彼らの音楽が好きで仕方ないと高らかに言わせてもらえてよかった。

7月15日まで、あと45日!!!

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