山河令のエンディング曲「天涯客」を、うたえる日本語に訳してみました
天涯客
晴天に 努めを終え 寒江を越え
夜には 坏に月が笑い 独り酒
江湖ならば 渡り歩けても
酔から醒めると 天涯に故郷はない
西陵の秋には 氷雨がくちづけて
口さがないそしりに 心が荒さんでも
江南の春風は 心を温めてはくれず
そのとき不意に 我らに光が
四季の花は短く でも遅くはない
木枯らしに突き進み 小さな家へと
万里の河山を家とし しがらみ忘れて
余生はお前と 酒を温めたい
草がなびき 夕陽に雲がかかり
どこの仙郷か 胡蝶の骨、玉の梁
かかえ込んだ愁いを