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地獄の two pizza rule (17)

ジョンはUSBフラッシュドライブについている端子が、彼が昔河川敷で拾ってきたファミコンの2コントローラーと接続できることに気づいた。彼はワクワクとした期待に満ちた心情で、USBをパソコンに挿し、コントローラーを接続した。

黒い画面にアイボリーの四角形が表示されると、ジョンの心は高鳴り始めた。彼はその瞬間、この四角形が重要な手がかりを持っていると確信した。

興奮と期待が彼の体を駆け巡り、手に汗を握りしめながら、ジョンは2コントローラーのマイクのボリュームを最大にし、マイクに向かって「井戸!」と叫んだ。

すると、黒い画面に名前のリストが次々と表示されていく。ジョンはその瞬間、驚きと喜びに包まれた。

彼の心は一瞬にして変化した。絶望と迷いに苦しんでいた過去の自分とは異なり、新たな希望と決意が彼を支配した。

この名前のリストには何か重要な情報が隠されていると確信したジョンは、一つ一つの名前を目で追いながら、それぞれの意味や関連性を探り始めた。

ジョンが興奮しながら名前のリストを調べている最中、部屋に突如としてセキュリティチームが現れた。彼らは厳めしい表情でジョンを囲んで、状況を見守っていた。

ジョンは内心で動揺しながらも、浅はかなセキュリティ知識を駆使して対応しようと決意した。

「何の用だ?俺はただのゲーム好きの趣味人だ。君たちがここに来る理由がわからないが、俺には何の関係もないはずだ」とジョンは自信満々に言い放った。

セキュリティチームのリーダーは眉をひそめながらジョンを見つめ、厳しく言い返した。「お前の言い訳は通用しない。組織の秘密に関わっていることは分かっている。自首せずにここで抵抗するつもりか?」

ジョンは緊張しながらも諦めずに反論した。「組織の秘密に関わっているなんて、冗談じゃないか!俺はただのゲーム好きの趣味人に過ぎない。君たちがここで無理矢理脅してくるなんて、法的な根拠があるのか?」

ジョンの意気込んだ反論に対し、セキュリティチームのリーダーは一瞬たじろいだが、再び厳しい表情を浮かべた。

「お前の言葉巧みに逃れようとしても無駄だ。組織の安全を確保するためなら手段を選ばない。自首せずに逆らうなら、お前の身柄を強制的に確保するしかない」

ジョンは心臓がドキドキと高鳴り、しかし冷静さを保ちながらさらに返答を続けた。「安全確保とやらは、法的な手続きを経ずに単独で行うことはできないはずだ。それに、私は何も悪いことはしていない。誤解だと言っているのに、なぜ私を追い詰めるのか?」

ジョンの浅いセキュリティ知識に対して、セキュリティチームのリーダーは一瞬ためらった。そして、ジョンの言葉に対する返答を探るように彼を見つめた。

(続く)

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