「LEBEN -vergib mir-」中のセリフ案{物語設定}

誰か

「私たちは生まれたことに後悔なんてしていないよ。
 確かに私たちが生まれたのは別の意味があったかもしれない。
 だけど、私たちの生きる意味はそれだけじゃない。自分たちで決めた意味があるの」

「私たちの生きた証は戦争だけじゃない」

「ごめんなさい、エナ。
 どちらが正しいのかなんて分かってる。
 でも、私には今の選択しかできない。
 自分自身を、自分の生まれた理由さえも否定してしまうことになるから」

「私は、欠陥品(にんげん)には、なれない」

「待っていたよエナ。
 君たちはただの戦闘型としてはもったいない。
 それ以上の存在だったんだよ。
 強化人間のことを「人ならざる物」と呼ぶが、それはただ並外れた身体能力だけが理由ではない。
 本当に人ではなかったんだよ。
 だが君たちは違う。
 今こそ本当の君たちを見せてくれ。
 人間を超えた人間を……!」

「戦争は終わった……?
 何わけわかんねぇことを……。
 終わらねぇ。
 ……オレたちの中であの戦争は終わるわけねーんだよぉ!!」

男キャラ「俺に女を売る趣味はねぇ」
エナ「大丈夫、あなたは心配しないで。私、これだけははっきり覚えてる。私は“女”なんて呼べる存在ではないから。私は、人間ではないから」

敵「なぜ戦争でアンドロイドが使われなかったか分かるか?それは、人間には恐怖心があるからだ。死への恐怖、生への執着、それこそが戦争における最大の闘争心となるのだ……!」
(この敵に勝った後に)
エナ「人間は、誰かを守るため、そのために強くなることもできる。私はそういう人たちから人間の強さを学んだんだ」

?「この機体で、さよならを言いに来たよ、エナ」

「宇宙(そら)と空は等し
 宇宙を取れば空を取ったも等し
 空を取ればおのずと海をとれよう」

「お前たちも何度か、仲間に救われたことがあるだろう。
 だがそれは、決してお前たちに運があったからじゃない。
 お前たちの仲間に実力があったからだ。
 ここにいる者たちが、生きるために身につけた力があったからだ」

「運を重視するな。実力を軽視するな」


艦長

「生きることを恐れるな。生き延びたことを誇れ」

エナ

「私は、知らなきゃいけない。自分が忘れてしまった自分のことを。でないと、私はただ私に押し付けられた罪に屈するしかできないから」
「私は、人間にはなれない」

イゼ

「僕は守りますよ。今度こそ、あなたの事を」
「答えは1つじゃない。だから選択肢も1つじゃない。そして、そのどれもが、あなたにとって間違いなんかではないと思うんですよ、エナ」

シーナ

「私たちの生きた証は、戦争だけじゃない」

シエラ(ユリカ・ゲッテルシーナ)

「無謀、そんなことは関係ない。これは、私ができる、最後の罪滅ぼしだ」

ローザ

「ごめんなさい、エナ。どちらが正しいのかなんて分かっていた。でも、きっと私には同じ選択しかできない。
自分自身を、自分の生まれた意味を否定することはできない」
「私はまだ、欠陥品(にんげん)にはなれない」

フィーネ・ルーバー(P-7)

「ここに居れば、戦争が続けられるんですよ」
「これしかないんだよ!僕にはさぁ!」

リニー(L-21)

「楽しいね!ねぇ、楽しいねぇ!」
「リニー、今生きてるよ。とっても、生きてるよ……」


物語の一部風1

「あれが、暴走機体・・・・」
「・・・・だ・・・・も・・・・」
「ん?」
「どうしたんですかエナ」
「いや、今無線に何か・・・・」
「いや、もういや!死にたくない死にたくない死にたくない!!」
「っ!!」
「死にたくない!し、死んでほしくない・・・・!誰も、誰も死なない、死なないって・・・・。この、機体、あれば死なない・・・・、盾になれるって・・・・なのに・・・・!!また!!なんで!!なんでまた私一人・・・・!!」
「エイン!こ、これは。彼女は・・・・!」
「どうしたE-9。作戦域には到達しているはずだ」
「なんなんですか、これは・・・・」
「忘れたのか。お前の任務は暴走機体の排除だ」
「そうじゃない!だって、あれは。あれは暴走した無人機じゃない!あれには操縦者が乗っているじゃないですか・・・・!!」
「我々にとっては、暴走した機体は無人機と変わらない」
「っ!」
「・・・・」
「以上だ。任務を遂行しろ、E-9」
「上層部にとってみれば、ただ戦争の駒でしかないんでしょう。彼女も、僕たちも」
「・・・・そうね。私たちも、彼らの駒でしかないのよね」
「作戦を開始する」

戦闘途中で損傷するも機体覚醒を起こし勝利。
相手機体の四肢破壊、コクピット前面に剣先を当てて語るエナ。

「いや・・・・だって、私、守れるって・・・・死なないって・・・・!」
「あんな惨状、もう、もう二度と・・・・」
「もうこんな凄惨な世界にはいなくていいの。きっと、この世界には残酷なこの世よりももっと幸せなあの世があるから。だからもうあなたが苦しむことはないの。明るくて、幸せで・・・・。離れてしまった人たちがみんないて、きっとあなたを迎えてくれる。その人たちと永遠に一緒に暮らせる。そんな場所があるから」
「・・・・本、当・・・・?」
「えぇ。そんな世界に、もうあなたも行けるから。だから、もう眠っていいの。あなたは、この世を見なくていいのよ」
「また目が覚めたら、そんな世界に・・・・?」
「えぇ」
「だったら私、もう、本当に幸せだね・・・・」
幸せそうに笑むような声色。
「」
悲痛の叫びをかみ殺して、エナはコクピットに最後の一刺し。
一瞬通信に混じる破壊のノイズ音と、そこからの無音、通信エラー。
動きを止めた両機体
「・・・・帰りましょう、エナ」


物語の一部風2

先輩「私は、みんなと同じ立場になって考えて、指揮を執りたい」
主人公「先輩、少し酷いこと言うかもしれませんが、正直、そんなこと誰も望んでいませんよ。
 先輩と俺たちじゃ絶対同じ立場にはなれない。だから、リーダーにはリーダーとして指揮を執ってもらいたい。俺たちよりも上の立場として」

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