ヒッテンドグラ族{種族設定}

ヒッテンドグラ族

・ドグラ ー 岩場、岩石の露出した地形
・ヒッテン ー 狭い、深い:(地形や地名に付くと)奥深い場所、深淵、秘境
・ヒッテンドグラとは「(直訳で)岩場の秘境」より「岩場の秘境の種族」の意味(惑星イェングヴィの既存公用語で)
・発音で書くとヒッティンドグラ
・惑星イングランディアの原生種族の一種族であり、四本腕の人型種族(参考イメージ:ファプタ)
・四本腕のうち間腕(後背腕:人間にはない上腕の下にある腕)が上腕より長く、筋力もやや多い(鍛え方にもよる)
・間腕が下方から前方への動きに特化した(上腕からの筋肉の影響で後方に回しずらい)構造である事から、地上生活のために間腕が発達した竜族から進化したと考えられている
・腕部の関節(肘)より先および脚部の股関節以下は長い毛に覆われている
・聴覚器官の後部にある感覚器官「石柱(能力水晶のような感覚器官)」の発達が見られる。それゆえか、相手感情の浅い部分を詠むことができる。
・口は通常、人間とほぼ変わらない程度の大きさだが、(原生竜族の特徴と同様に)顎の可動域が広く大きく口を開けることが出来る。また噛む力も強い。
・口周り、表情筋は人間と同等。しかし肌が厚いからか口周りの筋肉が衰えているからか、唇を使った発音(m、p、bなど)が彼らには難しい発音らしい
・口内、舌は伸縮性がありよく伸びる。自分の意思で伸ばせるため、バネのように伸ばすのではなく長く伸ばしっぱなしにすることも出来る(むしろ伸びた状態が脱力時で、筋力により普段は舌を縮めている、と表現する方が正しい)(故に気絶時や死後は舌が長いままになる)
・歯は上下1列、前歯からほぼ奥歯まで薄い歯であり、側部(人間の犬歯とほぼ同じ位置)に2対の鋭い犬歯の名残がある。奥から下3対、上2対の歯だけ臼歯と同じような形の歯である。
・視力は人間と同等
・嗅覚は特定の臭気に強く反応を示すが、それ以外は普通の動物並。
・脳は発達しており、言語体型が確認されているが、普段使われている現地語は文法などに決まった法則性が確立されていない(普段の何気ない感情のやり取りは皆脳波で行ってしまうからであると考えられる)
・肌は人間より強靭で弾力がある。しかし高気温や直射日光には弱く、乾燥にもそれほど強くはない。(高気温や直射日光にたいしては、皮膚の丈夫さと引き換えに放熱機能が劣っているためであり、乾燥は肌の弾力(柔軟性)が失われ皮膚の硬質化、肌荒れや皮膚炎の原因となるため)
・股関節部、腰骨外側は脚の長い毛から徐々に短くなりながら毛が生えているが、股間部側は毛が薄く、股間生殖器付近には生えていない。
・六肢にはそれぞれ硬い爪が生えている。六肢のうち間腕と脚の爪は太く先端は鋭いが鉤爪のように湾曲おらず、元々あくまで狩猟用の発達ではなく指先の強度や歩行時の滑り止めなどの補助、獲物を抑え込むために発達したと考えられている。しかし上腕の爪はやや細く鋭い。これは仕留めた獲物を食べる時の補助腕だったのではと考えられているが、根拠が乏しい説である。
・顔や首は毛が薄く、胴部の肩と首の間にある骨による膨らみから背中側にかけて毛が生えている(柔らかい)
・骨の形状は人型に進化するさらに前からの名残だとされている(そのような特徴が進化前の種族と近縁種の化石に見られるため)
・背骨の凹凸が触るとはっきり分かる。背骨から繋がった腰辺りに尾の名残が見られる。
・生殖器は雌雄共に普段は見えず、股間部周りの肌(薄く毛の生えている肌)が盛り上がっていることもあり隠れている。
・雄の生殖器は平均して人間より細くやや長い。
・雌の生殖器は人間のように胎内があるが、胎内孵化の卵生である。
・身体の成熟が人間より早い(人間の年齢で言えば10歳前後で子供を産める身体になる)が、実際の年数で言えば産まれてから20年から30年近く経っている。
・繁殖期(発情期)が年5回程、1回2週間程度の期間ある。繁殖期には雌の胎内には卵子(無精卵)が産まれている。雌は体臭がやや甘くなり、体毛の色が濃くなる(くすむ)。雄は上腕部の体毛色が鮮やかな色に変わる。
・繁殖期に体毛色が変わる個体は生殖可能である証になる。
・繁殖期が過ぎても、雌の体色が戻らなかった場合、妊娠している。
・妊娠から約8ヶ月(3/4年)で胎内で孵化し、軟性の殻と共に出産される。
・出産後約1ヶ月で再び出産できる身体に戻る(体色が戻るのが目安になる。)
・寿命が長く、最高齢では300年を超える(歴史上では500年生きた者もいるらしい)が、近年生活圏への人間の参入から生活リズムの変化により、寿命が短くなってきている。
・時間感覚が人間とは違い、一日に2回の睡眠時間があり、人間の一日に対する活動時間が短い。
・(生活リズムの例)早朝日の出前に起床し、日が昇る前に狩りのため出発。主に主食としているのは肉であり、居住地付近の岸壁に日の出の時間だけ大量の鳥類が集まるため、それを狩りに行く。狩りをしないものはその間果実の収穫か家事。
・果実と言っても決して肥沃な地ではないため農耕は行っておらず、小さな木の実がほとんど。これも食事のメインではなく味付けやおかず程度である。
・狩りを終えると帰宅の後食事、その後肉の保存用処理を施し、ここまでで日中が終わる。その後睡眠。
・居住地近辺は昼夜で外気の温度差が比較的強い環境であり、彼らは高温と乾燥(特に直射日光)に弱いため、日中の活動も避け、寝ていることが普通。
・日が傾き始める夕方から再び活動を始める。(朝のように特に決まった習慣があるわけではないようだ)
・次に寝るのは深夜(時間でいえば日付が変わる前、10、11時頃)

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