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04.組織診、ふたたび!

大学病院での処置について病院からの説明はなかったし、病気経験ゼロのものにとって「大学病院」という響きは重く、ちょっとてんぱってしまってどんなことをするのか聞けませんでした。初診の日は心臓が張り裂けんばかりのドキドキを携えて、足取り重く大学病院へ向かったのでした。

1.はじめての大学病院

大学病院で初診受付のあと、さっそく産婦人科外来へ。
診察室に呼ばれ、かかりつけ医からの紹介状を担当医が確認した後、内診室へ。患部(子宮頚部)の状態確認です。診察台に乗り、膣に器具を入れられたのち、視診のみでした。痛いこと全くなくてほっとしていました。

ほっとしていたのもつかの間、視診の結果、放置して自然治癒するレベルじゃないねということでした。またまたあの「組織診(コルポ生検)」をしなければなりません。あれ苦手・・・とか言ってる場合じゃない。1か月後くらいに組織診を受けに来る予約を済ませ、その日は帰宅しました。

2.あぁ~組織診

初診からあっという間に時間は過ぎ、大学病院で人生二度目の組織診を受けたのです。どんな検査か知っていて、自分が組織診苦手という自覚があるだけに緊張著しく、前日の夜は眠れませんでした。
※苦手意識には個人差があります、ぜーんぜん平気というかたももちろんいらっしゃいます。

診察台の上で膣を拡げられ、子宮経口を拭かれ、お酢を塗って(ちょっとしみる)顕微鏡で観察、悪そうな所を米粒大くらい切り取る。前回は2か所でしたが、今回は3か所です。
切り取るときに〝 バツッ〟または〝 ブチッ〟という衝撃と、一瞬の痛みが走る。痛みといえど、実際は全然大したこと無いです。ここだけの話、便秘気味のときに大きな便を生み出した時の方が確実に痛いです 笑

ただ私の場合、内臓を触られる違和感と、生来の病院嫌いの恐怖とか大学病院のシーンとしてる感?とかが相まって、痛みが増幅してしまい「もう無理、ひーん」とちょっと泣きました。

そんな感じで若干パニックに陥りながらも、タンポンを入れて終了です。タンポンは4~5時間後に自分で抜いてくださいとのこと。
前回は、切除直後、先生が切除部にガーゼをあてて圧迫、その後ガーゼを詰めて帰宅しました。1日おいてガーゼを抜いてもらいに病院へ行くという手厚い検査後の措置を受けていたため、大学病院のクールさに不安になる。
「出血がひどかったら夜だろうと来てくださいね」のひと言にさらに不安~。

約1ヶ月後に今回の組織診の結果を聞きに来る次回予約を入れました。
今回の結果次第で今後の方針が決まります。方針としては以下の3つ。
①今までと同様、2ヶ月に1度くらい細胞診を続けて様子を見る。ただし半年に1度くらい組織診をすることになる。
②悪いものが見つかれば、その部分を切除する処置をする。円錐削除かもっと悪ければ子宮摘出の可能性もある。
③さらにもっと悪かったら次回の予約を待たずに電話します。

何はともあれ、出血の可能性にビビりながら帰宅しました。下腹部にジクジクするみたいな痛みはあるけれど、生理痛に比べたら屁みたいなものです。
(検査で若干泣いて)もう疲労困憊なうえ前日の夜眠れなかったので、ベッドへ直行、起きたらタンポンを抜く時間になっていました。そのときには下腹部の痛みは消えていました。

3.その後の出血など

検査当日、生理用ナプキンをつけて帰宅したのですが、タンポンを通り越して出血がありました。
前に同じく組織診を受けた友達による「その日の夜中に出血が生理の比じゃないくらい止まらなくて、もうトイレから立ち上がれないくらい止まらなくて、夜間診療に行くはめになった」という経験談があったため、
えーこれタンポンぬいて大丈夫?!
抜いた途端、血・ジャバーってならない?!?!

とびくびくしつつ抜きましたが、血・ジャバーとはなりませんでした。よかった。その日は安静第一をモットーに早めに就寝しました。

翌日
1日中生理みたいな出血あり、おなかはいたくない。

3日目
1日中生理みたいな出血あり、おなかはいたくない。

私はピルを服用しているので、月一で生理ではなく消退出血というものがあるのですが、その出血程度でした。

出血は少ないものの、その後1週間はちょこちょこ鮮血が出ていました。トイレに行って拭いた時にペーパーに血がつくとか、出血の感覚はないけど、ナプキンに血がついているとかそのくらいです。
大量の出血はなく、気が付いたら止まっていました。

2回目の体験なので、前回ほど経過に慎重になることもなくすぐに普通の生活を取り戻しました。

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