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03.はじめての組織診、その後

1.組織診後の日常生活


組織診(コルポ生検)後すぐ、仕事は普通に出勤して体調に全く問題はありませんでしたが、しばらくはお酒も運動も控えました。とにかく病気や怪我をしたことの無いわたしは、身を切る検査の経過にびびったからです。
2週間後にお酒とジョギングを解禁しました。ちょうど生理が来たので、出血があったかはわかりません。

その後、2ヶ月ごとに細胞診を受けるも、1度は「高度扁平上皮内病変疑い(ASC-H)」という結果、しかし2度目は「高度異形成」3度目は「中等度異形成」という結果でした。

2.そもそも子宮頸がんの原因は・・・


子宮頸がんや前がん状態である高度異形成・上皮がんの原因は「HPV」ヒトパピローマウイルスというウイルスです。人間の皮膚の表面上、どこにでもいるそうです。
女性の立場で言えば、大体の場合、こいつが、このHPVがセックスしたときに膣内に入り込んで、子宮頚部に感染すると考えられています。セックス経験のある女性の大部分は、一度はHPVに感染しているとのこと。
ただし、HPVに感染してもほとんどの人が自己免疫によって自然に治るので、普通は感染自体に気付かず治癒しているそうです。

私の場合も、陰性・高度異形成・感染疑い・・・などと診断結果にばらつきがあったのは、細胞診(子宮頸がん検診)のときの細胞採取の場所の違いだけではなく、そのときどきの免疫力の上昇・低下によって、症状が進んだり治ったりしていたのではないかと思います。

ほとんどの人が自然に治る中、常時疲れ切っていたり健康状態が悪かったり(なのかな?)で、自然治癒せずHPV感染状態が持続してしまった場合、細胞が変異してしまい異形成や上皮内癌、それがもっと進行すると子宮頸がんになります。

3.もっと大きな病院へ


最初は「自然治癒するといいね~」と言っていた医師も、細胞診を重ねるうちに「よくならないね~」にかわり、最終的に「もうこれはいっそ根本的に治療したほうがいいかもね」という判断のもと、

大学病院の紹介状を手に入れた
タラララン ラッタッタン♪

こうして私はコルポ外来のある大学病院へ行くことになったのです。

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