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長い停滞期に花開くは文化。

最近何本か漫画をあげたせいか、noteの「あなたへのおすすめ」でたくさん出てくる、絵を描いている方の記事。

こんな記事でした▼

プロセスエコノミー的なものと共に、絵を描くためのノウハウ動画も質の良いものが多く、絵を描きたい!っていう人のレベルの底上げを感じずにはいられないわけだけれども。

宇佐兎三もね、高校くらいの時にさいとうなおきさんの動画見たかったよね。
ただ、そこを差し引いても画面の中で視点をグルグルできる3Dゲームをずっとやってただけで、モノの位置関係とかそういうの完全に捉えるのが一番イラストを描いていた高校生時代より正確にできるようになっていて、ほとんど描いてない期間があってもデッサン力上がってる謎現象が起こってるので、今10代の子たちホントうらやましい(笑)

というか、私が子供の頃の漫画やイラストに比べて完全に全体が立体的になってるのはゲームの影響だと思う。

さてさて本題にいこうかなと思うんだけれども。


文化は停滞期に発展する

停滞というと悪い印象があるけれども、良い言い方をすれば歴史的に見れば平和なんだよね。宇佐兎三自体それほど日本史をきっちりやっていないけれども、それでも知っているのは平安時代であったり江戸時代であったりにいろいろな文化ができているんだよね。戦争がなくてよく言えば平和。悪く言えば停滞の時期だと思うんだよね。

ちなみに元禄文化の時代をちょっと調べて見たんだけれども、徳川綱吉公が将軍をやっていたころで景気も悪かったらしい。まぁいくら平和でも景気が良かったら絵をかいたり芝居をしたりしないで、働くよね?ってことなのかもしれない。人が働くことで生み出すのはハード的な面である建築であったりが大きい気がしていて、逆に働かないことで生み出すのはソフト的な面の文化が大きいのではないかなと思っている。

あと、世界の発展度をみると歴史的に寒く引きこもっている期間が長い地域ほどきっちりとした政治が行われていて、高い技術を持っていることが多かった気がしていて。おそらくなのだけれども、夏季の動ける時期にきっちり働いてハードを充実させて、冬季にはソフト面を充実させていたからかもしれない。

考えてみればそれもそうだろうなと思うのは、温暖で「なんとなく」でも過ごせてしまう地域であれば、なんとなく過ごしていて幸せなはずで。

そのあたりはこの本とか読んでみるのもいいと思うけれども。ちなみに、文明や経済的な発展度と幸福度はそこまで相関ないんじゃないかって思ってるんだけれども。

現状も1年半に及ぶ(3年目突入の可能性すらある)停滞の時期でじゃあ何しよう?ってなったら、家でできる発信であったり創作だったり。ものすごくソフト面。正直そこが幸福か不幸かと言われたら、ものすごく微妙。創作に当てられる時間が増えた人は嬉しい半面それですら、そろそろ外出たいんだけど?ってなっちゃってるでしょ?

それに元から創作してる人たちって、後から始めたけれども最新のノウハウでうかうか古い方法をやっていると、後ろから来た人に追いつかれちゃう!みたいなところとかありそうだし。

そんなこんなで幸福か不幸かと言われたらものすごく微妙。

ただ、文化としてのレベルはめちゃくちゃこの1年で上がってるんだろうななんて思っていたりしている。


★その一方でのアテンションエコノミー

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