2014年2月6日木曜日

三つの段階

二月の節分は

やっぱ、立春だし、

年の変わり目だからなのか

も~ほんと、大変だった!

旧暦でいうところの年末2週間。

牡蠣をたべ

寝込んで

ひたすらかゆすすり

次の

一週間は

体力・気力すべてが低下してるとこに

風邪を普通にひき

そのなか、テスト8個つくって

学校いって

ってやってたら

老いた・・・。

旧暦であけましておめでとう・・・。です。

やっと最近、カレーとか作って食べられるようになりました。

ケーキとかもすっごくがまんしてたのを(単に胃腸が弱かったから)

今日たべた!!!!

あ~。

仕事は相変わらず忙しいが

体調が戻ってきたのは

ほんとうにありがたい。

だって、自宅の仕事の合間って

気がつくと腹が減るので

あまり食事意識なく

軽くお菓子つまんで紅茶飲むんだけど

それができなかったからほんと

大変だった!

今日は、

うまい棒の納豆からし味をたべた!

5本食べた!

ホームパイも5個たべた!

以上昼飯とおやつ終了。

あと、紅茶二杯。

で、先日

うっかりタワレコいったら

びっくりするくらいCDがなんか安くて

っていうのは

棚卸のきせつだから?

ま~とにかく

うっかりですよ。

Charlie Byrd

の7枚組CDセットが777円とかだから

買うしかない!

うちには

これしかないんだが

http://www.amazon.co.jp/Brazilian-Byrd-Charlie/dp/B0012GMYN2/ref=ntt_mus_ep_dpi_8

もうとにかくたまにききたくなる。

あと、

Beach Boys紙ジャケ輸入盤5枚セット2500円も買ってしまう。

これはゆっくり楽しむよう。。

今月の二大ライブに向けての

クラプトン一まい

Stones

欲しくてがまんしてた

Through The Past Darkly (Big Hits Vol.2)

これが良すぎてたまらんのです。

Paint It, Black

Jumpin' Jack Flash

などの

上がり続ける曲から

フラワー&サイケ時代の

Their Satanic Majesties Request

のイメージの

物がたくさん入った物だから

あがって、ゆられて、またあがって、ふわふわしどおしなわけです。

あとね~

今日は

そのまさに

Their Satanic Majesties Request

今回紙ジャケで安くなってた

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

Flipper's Guitarの

『ヘッド博士の世界塔』を

聴きながら仕事した。

仕事的には

サタニックマジェスティーズが一番のる。

なんつか、

サージェントペパーズほど

かっちりフィックスされてないように見える曲が

フュージョンみたいでほんとうに面白い。

サージェントペパーズは、味付けが申し分ない。

これ以上自分でソルト&ペパーズをかける必要ない。

でも、

サタニック・マジェスティーズは

とにかく訳がわからない部分が

(あ、難解っていう意味ではなくて

思わせぶりなのか

あまりに実験がすぎて

味が変わっていく新しい味のラーメンみたいな感じ)

多すぎるので

ある意味

聞き流しながら、ふととまる。

She's A Rainbow

はもちろんなんですが

ビル・ワイマンが作ったらしい

(寺田正典のライナーノーツに書いてあった)

in another land

とかが

妙にね

サイケなだけじゃない。

昭和歌謡のような寂しさがにじむ。

あと

やっぱ

"2000 light years from home"

ですよね。

もうね

コミュニケーションツールが発達しすぎて

技術はどんどん人間をこえていって

人間そのもののたましいとかはおいていかれたまま

宇宙に身体が戻っていくあのさびしさ

おうちにはもうかえれないよっていう

もう昭和とか

もう江戸にはかえれないよっていうあれ

あのさびしさが

未来を既に唄っていてたまらん。

でいて、ミックはめっちゃかわいこぶりっこだしwww

で、これが

一番

『世界塔』の

The World Tower(世界塔よ永遠に)

につながるわけですが

さかまく なみまの こぶねのうえで
1000ねん 
いちどのりこめば にどとは おりれない

じょうしょうかこううんめいはころがるたまのように
いきあたり ばあたり とまることなどない

ってさ

まさにローリングストーンズのことだよね。

もちろん、フリッパーズファンの間では

『世界塔』と『サタニックマジェスティーズ』間のインターテクスチュアリティは
既に言われて久しい話なんだけど

今日程それを感じたことはなかった。

Beatlesの『サージェントペパーズ』の二番煎じと言われた『サタニックマジェスティーズ』かもしれませんが

3作きいてみて

あたりまえだけど

全然同じ時代を生きていても

人の感じ方は違うのですよ。

Beatlesはあくまで

サイケを道具に自分たちの身体は別の場所においておける感じ。

ストーンズは

サイケを道具に、その虚構を生きてしまう感じ。

前者は、20世紀的な文化との距離感。冷静さ。

後者は、幼いんですよ。21世紀的な文化との距離感。ものすごく

サイケに対して距離とってたはずなのに

虚構にのめりこんで

本来あった自分らしさが揺らぐの。

それが最初にいった味付けのはなし。

その様子は、ネットの架空の虚構の自分像がメインになってそっちに軸足とられて

まるでネットがドラッグみたいに

現代人が

ネット内の自分ってものに

足をすくわれるそんな感じがする。

だから、あの時代の音楽としていうなら

ビートルズの方がおいしいザッハトルテなんですが

ストーンズの『サタニックマジェスティーズ』は

ザッハトルテのはずなのに

めっちゃ新しい変わった試行錯誤の味がする。

あれ、もはや

サイケ味ですらない。

ブライアン・ジョーンズが楽器がんばればがんばるほど

サイケから離れて

所謂20世紀的な意味での精神世界ではなく

21世紀的な意味で本当に

宇宙に行って帰れなくなってしまう現代人の姿。

サイケ味使うはずだったのに、

あのアルバム、

宇宙食味になってしもてる。

そういう意味で

2014年に聴いて変だな~おかしいな~と感じるおもしろさが

『サタニックマジェスティーズ』にはある。

で、そこから90年代前半の懐かしの

ミレニアム問題やら

環境問題やら

バブル後の世界にわかった

日本の資本主義のアホらしさに気付いた

もはや夢とかみられなくなった

小沢くんと小山田くんによって

「ぼくはおだやかに しんでゆく いつもすこしずつ しんでゆく
ひどくおだやかに しんでゆく ぼくはやわらかくしんでゆく
ことばなど もうないだろう」

そもそも人間は

生まれたその瞬間から死に向かって生きるうすばかげろうみたいな

はかなさを

大衆音楽にのせちゃう。

現代のJ-POPの応援ソングとの大いなる違い。

「さかまく なみまの こぶねで さらに1000ねん
じょーくのつもりが ほんとにおりれない
せいぎょふのうで じばくもままならず
てつびてっとうひごうりなげんじつよ」

と、

ストーンズが

"2000 light years from home"

において

家からどんどんはなれて

さびしいさびしいっていってのをとおりこして

「死にそして 生まれ 色彩を迎えよう

ゲームの名前は コントロールといって

ルールは全部君の思うがまま」

と「火の海でさけべよ」

と達観。

新しい細胞を人間が自分たちで再生することができるようになればなるほど

火星に人間がたどりついてしまえばそうなるほど

人間はどんどん

身体だけ新しい世界に自分たちをつれていくのである。

かつて身体とたましいと二分化することのばからしさについて語られてきたことが

ほんとになる。

あれだけ

こころとからだなどないとおもわれていた

総体としての人間がどんどん

ひきさかれてゆく。

昔にもどって

身体だけ

細胞単位で再生を繰り返し

宇宙単位で人は知らない場所を歩く。

もはやそれは人ではなく

さびしすぎて

いろんな記憶をけさざるをえない

creatureである。

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