見出し画像

半年使って感じたmicroKEY Air(25鍵) のコツ

私が使っているMIDIキーボードがKORG microKEY Airの25鍵モデルです。これを使い始めて半年ほど経ったのでその間に感じた些細なことを記事にするという荒技を執り行います。お付き合いのほどよろしくね。


本題の前に。

bluetoothでiPadやiPhoneに追加ドライバ抜きで無線接続できます。ケーブル類の持ち歩きは面倒ですし、案外嵩張るので、無線で接続できるのはありがたいですね。

なおMacでもbluetooth接続可能ですが、追加アプリケーションが必要になります。

型番に注意。「Air」が付いているのがbluetooth対応

microKEYシリーズは「Air」がついている機種がbluetooth対応です。ご注意を。

通常のmicroKEYだと有線専用機になります。

取扱説明書に書いていないけど大事なこと

半年ほどmicroKEYを使ってみて気づいたことです。

ジョイスティック脱落注意

25鍵のmicroKEYにはベンド(ギターのチョーキングとか)をホイールではなくジョイスティックで操作します。

このジョイスティック、通常使用で脱落することはないのですが、鞄の中に本体を裸の状態で入れて運搬すると、他のものに引っかかったりして脱落しやすいです。

無理な力が加わったらセンサー部を守るためにわざと外れる仕様になっているのだと思います。仕方ないですね。

もし無くしてしまっても楽器店経由で部品を取り寄せることは可能ですが少々費用が。(私も無くしてしまったので取り寄せました)

対策としては持ち運びする際はスカーフなどで包んでおくとか、布袋などに入れておくことが考えられます。

私のmicroKEY Airはスカーフに包まれているのだ。

予備の単三電池2本を持ち歩いておく

microKEY Airの電池は30時間ほど持つそうです。割と長持ちなのですがなぜか「ここぞ!」というときに電池が切れます。

予備の単三電池を2本セットで持ち歩いておきましょう。

ちなみに、コンソールの真ん中で青く光っているLEDが紫色になったら「電池減ってますよ!」で、紫色点滅になると「電池なくなりました!」の意味になります。

電池がなくなりかけてくると、当たり前ですが通信が途絶しがちになって、最後は音信不通になります。

ウルトラマンよりは長持ち。

アルペジエイターっていつ使うの?

私が全く使っていないボタン。

アルペジエイターはほとんど触ったことがない。

アルペジエイターをオンにするとmicroKEYが適当にアルペジオにしてくれるのですが、テンポ設定が必要です。

しかもテンポ設定はパソコン専用のアプリが必要なんです。私の場合はiPadでしか使っていないので、テンポ設定を簡単に変えられません。

まあうまく活用できたら便利そうではありますが。

無線による遅延は「実用上問題なし」

割と皆さん気にされるのが「無線だと遅延するんじゃ?」ということです。

本物のピアノと同じノリで大丈夫だと思います。本物のピアノも打鍵し始めてからハンマーが弦を叩くまでタイムラグがありますでしょ?あれぐらいです。

ただし、モニターをbluetoothヘッドホンとかbluetoothイヤホンにしてるとmicroKEYと関係なく遅延します。

この遅延はDAWソフトが単なるデータの羅列である「MIDI情報」を「音声信号」に変換し、それをさらにbluetoothで送るために再度変換しなきゃいけないのが原因です。2種類のややこしい変換処理を遅延なく同じPCやタブレットで行うのは少々無理があります。

取扱説明書に書いてある「大事なこと」

取扱説明書を読まない派の私が後から知ったことです。

鍵盤の重さ

変えられます。正確には「押し込む深さに対してどれくらい敏感か」を変えることになります。

アルペジエイターの使い方

「こんな機能どう使うんじゃい!」と感じる方もいらっしゃると思います。取扱説明書に詳しく書いていました。

KORG製品ページから閲覧可能です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?