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あと1週間で採卵周期

カウフマン療法、2薬目も服用開始する日となりました。

友人の結婚式2日前に飲み終わるので、今まで通りであれば式へ参列した次の日に生理が来るはず。
そしたら生理4−5日目に通院開始、採卵へ向けて注射をしていきます。

わたしの通うクリニックでは自己注射は基本なしとのこと。なんででしょう。注射苦手だし、往復+診察時間ですっぱり仕事を半休することになる点はむしろいいのか?と思ったり。有給は1週間で2.5日消化されていく…恐ろしい…。さらに採卵日と移植日、もしかしたら前後も休むかもと思うと計何日使用するのかちょっぴり心配です。

今後も同じように通院があるなら、最悪欠勤やむなしかな。今は治療に取り組むことが1番だと思っているし、上司も席は必ず残しておくから心配するなと言ってくれました。ありがたいことです。

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いよいよ2月が来たかぁ。
今月、もしかしたら受精卵を移植できるかもと思うとそわそわします。治療は不安ですが、嬉しいのです。だって今まで0に近かった妊娠の可能性が格段に上がるのだもの。

2月中、わたしは社内試験(筆記+面接)があり、夫は業務の佳境で休出や海外出張が入りそうだと…。しかも海外出張が採卵日付近のようで、行かれてしまっては困る。結局、妻の通院があるので、と断りを入れてくれましたが、夫の昇進を邪魔しているようで少し心苦しい。

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空き時間に少しずつ記事を書いていたら週末になっていました。

そんな今日はもらったきりしまい込んでいた商品券を発掘したので、大きなスーパーで晩酌用のお買い物を。お惣菜売り場にのぼる恵方巻の旗を見て節分を思い出し、夫とそれぞれ好きな味を選んできました。あとわたししか食べないけど生食用牡蠣も購入。

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現在こそ不妊治療していますが、2年くらい前までは「特段子ども好きなわけじゃないし、妊娠したら大好きなお酒もお刺身も食べられなくなる。出産・育児ともなれば仕事にブランクが生まれる。パートナーとの夜の生活だって制約ができちゃう
んだから色々もうちょい楽しませて」くらいの気持ちでした。

夫と出会って、結婚して、一緒に過ごす中で「この人との子どもが欲しいな。お酒もお刺身も一生食べられないわけじゃあるまいし、生物学的に女としてできることは経験したい」と思うようになったわけです。

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30歳になる前に全子育て開始、というなんとなくの目論見に対して現状は妊娠経験すらないと。

もっと早く結婚に興味を持っていたら。
もっと早く検査して治療を始めていたら。

31歳の今、後悔がないと言えばウソになるけれど、夫だからこそ子どもが欲しいと思うのだし、今まで自分なりに一生懸命生きたり怠けたり頑張ってみたりしていたわけですから。その期間がなければ夫とも出会ってないかもしれないね。傍にいてくれてありがとう!

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なーんて、仕事後の帰路で「春が近くなったね、畑から牛のうんこ(肥料)の香りがするもん」と目を細める夫を見ながら心の中で唱えてみたりする日々です。




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