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【ポテンシャルポケカ】破壊!破壊!破壊のハッピーセット【大会レポート】

皆さん、はじめまして。
この度コロナ禍で東京に異動したうさまる(@usamaru_pokmon)と申します。12月までは札幌で活動していました。
デッキの備忘録シリーズ、第3弾になります。ふざけている部分もありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

1.ポテンシャルポケカについて

今回はさけねこさん(@pokemoncost)が企画してくださった「ポテンシャルポケカ」というイベントに参加させていただきました。
大会概要の詳細はこちらを見ていただければと思います。ざっくりとした概要は以下になります。

①現レギュレーションで中々お目にかからない、光る原石たちを使うこと。

②アルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下、三神)のワザ「オルタージェネシスGX」(以下、オルジェネ)の追加効果なし。

③4人1グループで総当たり戦を行い、終了後にポテンシャルを感じたと思うデッキに投票。

④勝利数と投票数を合算し、参加者の中で一番得点が高いプレイヤーが勝利。

日々ポケカに触れていると三神の圧倒的使用率を感じますよね。
いろんなギミックを楽しむ上で、オルジェネの追加効果により泣く泣く消えているデッキは多いことでしょう。
様々な環境デッキを倒せるようにデッキを組んでも、カードパワーが足りず三神にだけは勝てず崩してしまうなんてことが、、。
そんな中この大会のお知らせを見た時に、「非エク、ロマンデッキの活躍の場だ!!!」と思い気づいたらエントリーしていました。

2.環境予想について

正直全くわかりませんでした。
よく大会で使われるのは三神、炎型ミュウツー&ミュウGX、ビクティニバレット、一撃ウーラオス、ムゲンダイナあたりでしょうか。
ただ今回はそういった王道のカードたちではなく、一定の強さを持ち、日の目を浴びていないカードたちの祭典。
世の中には嫌がらせを突き詰めたり、決まればかっこいいデッキを考えている人たちがゴロゴロいます。
ただ、それでも環境予想はある程度必要だと思い考えたものが以下になります。

①山札ごっそり削られるLO
②状態異常のオンパレード
③エネルギーの破壊祭り
④三神さえいなければ戦えるGXやV MAX主体のデッキ

以上の予想から、序盤からゴリゴリ攻めてくるデッキは多くないと考えました。
盤面を固めて中〜終盤に動くタイプが多いと踏んだので、こちらは少し早めに動き出せるデッキにしようと思いました。
個人的にLOデッキを作るデッキビルド能力もなく、時間内に終わらせることはできないだろうと考え自身が握ることはやめました。
普段遊びで作るのがエネルギー破壊をメインとしたデッキであり、エネルギーさえ盤面から枯渇させれば負けることはないと思い、コンセプトはエネルギー破壊で決まりました。
意地が悪い為、エネルギー破壊して動けない状況は非常に気持ちがいいです。どういう育ちしたらこんな大人になってしまうのか。。。
そこで生まれたデッキが「破壊!破壊!破壊のハッピーセット 」でした。

3.デッキレシピ

当日使用したのはこちら。採用理由やおしゃれポイントを説明していきます。(デッキコード:ngngnN-5rUYwp-NgHLni)

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4.採用理由と採用カードについて

ポケモン

・ベロリンガ-ベロベルトライン 4枚-4枚
今回の主役になる為、問答無用でフル投入。迷うことなど何もない。

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「ベロベロらんぶ」はダメージも与えるのに、手札・エネルギー・山札の一番上を1枚ずつトラッシュするという悪魔の所業。
ウシジマくんでもここまで搾取しない。愛くるしい顔してやることがえげつないです。
基本的には序盤からこのワザを宣言していき、終始テンポを遅らせながらダメージを与えていきます。
LOや妨害特化の場合、サイドをとることが難しいですが、このポケモンは3回~4回攻撃すればGXやV MAXを倒すことができ、サイドをとることができます。
このポケモン1体で陸・海・空備えているようなものです。自衛隊もビックリ。

このデッキにおいて本来であればこのベロベルトを4枚投入ですが、ここにおしゃれポイントがあります。
最新弾(一撃マスター)で封入されている「ベロリンチョイス」のベロベルトを1枚入れている点です。

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これまたいやらしいことが書いてあります。ダメージはないものの【相手は、相手自身の山札を上から3枚トラッシュする。または、相手は相手自身の手札3枚選び、トラッシュする。】という、自分自身で苦渋の選択を強いられるわけです。
「ベロリンチョイス」は序盤と終盤で2回使いたいので2枚採用したいところですが、後述する「ふつうのつりざお」も加味して1枚採用になりました。
序盤は展開力に繋がる手札か、未圧縮でなにが落ちるかわからない山札との選択。
終盤は勝利に繋がる手札か、山札切れによる敗北の恐れがある山札との選択。
進むも地獄、戻るも地獄、さながらカイジの鉄骨渡り・・・!

・チルット-チルタリス 2枚-2枚
サブアタッカー要員として採用。これまたいやらしいですよね。
特性「きせきのまもり」【このポケモンは、相手の「ポケモンV・GX」からのワザのダメージを受けない】。
ベロベルトではどうしても太刀打ちできない強力なVやGXと対面した場合このチルタリスで攻撃を受けず完封することができます。

・オドリドリGX 1枚
非エクの相棒。よくバトル場のポケモンが1ターンでやられるため採用。もはやこのポケモンはホップの上位互換であると認識しても過言ではない。

・ミュウ 1枚
ベンチ狙撃が怖かった為、1枚採用。また無色エネルギー1つでダメカンを3つばらまけるので調整も行える万能なポケモン。
意外と「あと1つダメカンを乗せられれば・・・!」という場面、多いですよね。

グッズ

・クイックボール 4枚
ベンチ展開する上で4枚必要ですよね。ええそうです、必要なんです。

・クラッシュハンマー 4枚
エネルギーを破壊する上で、必要不可欠のカード。何を迷うことがあるのか、黙って4枚投入。コインは普段からオモテを出す練習すればいいのです。

・ポケギア3.0 3枚
本当は4枚入れたい。デッキ回りにくいんだもの。枠の関係で3枚と妥協。
もう少しデッキを煮詰めたら、4枚目を採用できるかも。。。

・ツールスクラッパー 1枚
ツールジャマーやふうせん、Uターンボードが機能されると厄介ではあるが使いたい場面が限定的な為、1枚の採用。

・リセットスタンプ 2枚
序盤で使用して相手の手札を増やし、山札を減らす。もしくは終盤で相手の手札を流すなど多岐にわたるカード。使いどころが難しいです。

・ふつうのつりざお 1枚
「ベロリンチョイス」のベロベルトに使用するのと、ベロリンガのサイド落ちを考慮して1枚採用。

・スイレンのつりざお 1枚
ポケモン、ポケモンのどうぐを1枚ずつ戻せるて万能じゃんと思い採用。といいつつも道具1種類のみの採用なので、1枚だけ。

・のろいのスコップ 3枚
このカードがあるだけで山札トラッシュがホイホイ進む!採用必須級カード。スイレンのつりざおがあるので3枚。
後述するリーリエのピッピ人形につけて効果発動してくれると一番おいしい展開。

・リーリエのピッピ人形 2枚
基本的にはベロベルトで攻撃するので、お茶を濁す程度に2枚。LO相手の時には山札に戻して、対策することも。

サポート

・かいじゅうマニア 2枚
各種ボールの代わりにベロリンガ、ベロベルトを持ってくる超大事なカード。
本来は4枚積んで、初手に盤面完成を狙いたいが終盤腐ることが多いので2枚で落ちつく。

・マリィ 4枚
可愛いから入れた。いや、妨害兼ドロソ用。数少ない縦引きサポートなので4枚採用。あと可愛い。それだけで採用する意味。マグノリアとかいうおばさんじゃダメ。マリィかわいい。

・とりつかい 2枚
このデッキにはグッズでバトル場とベンチポケモンを入れ替える手段がない為、貴重な入れ替え手段兼ドロソ用カード。
何度このカードに救われたことか。4枚投入したいよ。枠があればね!!!

・シロナ&カトレア 1枚
一度使った妨害サポートを使いまわせる為採用。2枚欲しいところけど、枠が見つかりませんでした。

・ボスの指令 2枚
相手の逃げエネの重いポケモンをバトル場に呼び出しロックしたり、手負いのポケモンを逃がさなかったりと要所要所で光るカード。

・エール団のしたっぱ 1枚
ベロベルトの起動が間に合わない時、ベンチポケモンを育てだした時の妨害カード。シロナ&カトレアで再利用できる為、1枚のみ。

スタジアム

・ガラル鉱山 3枚
相手のバトル場のポケモンを逃がさず、最後まで追い詰める為のカード。
ベロリンガ、ベロベルトが逃げエネ4の為、最初からこちらは逃げる気なし。最期まで全線で戦い続ける意思表示。
気をつけるのはベロリンガの「どすこいドロー」を使用するとき。逃げエネ4が対象の為、このカードを置いてしまうと1枚も引けないので要注意!

エネルギー

・ツインエネルギー 4枚
4枚以外考えられなかった。

・トリプル加速エネルギー 3枚
場に永続で残らないので4枚投入を諦める。序盤にきちんとエネルギーが貼れていれば問題なく運用できる枚数だと思ってます。

・キャプチャーエネルギー 3枚
4枚入れたいけど、入れられなかったよ。このカードのお陰でポケモン通信の枠を削減してます(たねポケモン限定だけどネ)。

5.当日の戦績

1回戦
お相手:コジョンド(れんげき)、ペロリームの混乱デッキ
コジョンドで殴られ混乱、ペロリームで殴られ混乱。頭が混乱します。
2-6で負け。弱点が厳しいのはそうだが、一番きつかったのは、ダメージを与えてきたポケモンとエネルギーがデッキに戻っていくことでした。
キーパーツを落とすことができず、あえなく敗退。

2回戦
お相手:ピエンLO
6-0で勝ち。どこかで見たことあるデッキレシピ。
オムスターのグッズロックを発動し、逃げエネの重いポケモンを前に縛り、ヒメグマの「つぶらなひとみ」でに逃げれなくし、山札切れを狙うデッキでした。
相手のしたいことが分かったためベンチ管理に気をつけて、ひたすらこちらが山札を削り勝利。

3回戦
お相手:耐久ソーナンス
3-3のLO勝ち。タフネスマントでHPをあげ、ゲンガーの特性【ライフシェイカー】で耐久しながら殴るという恐ろしいデッキでした。
一番怖かったのがエーフィ&デオキシスGX(以下、エフィデオ)の【クロスディヴィジョンGX】でダメージをばらまかれることでした。
こちらは何とかソーナンスVとエフィデオのエネルギー破壊、ソーナンスをトラッシュに送ることができ攻撃を耐えてLO勝ち。
最後にトラッシュに見えたミミッキュVも恐ろしかったなー。

グループ総当たり戦いは2勝1負。おもしろいデッキに選ばれたこともありグループ通過するも、優勝することはできませんでした。
サイド6枚取れたの1回だけだしそしゃそうなるよね。
ただ、好きなデッキで勝ち越すことができたのは本当にうれしかった。

当日について

1人キャンセルが出たものの、主催者のさけねこさんに入っていただき12人での大会でした。東京に来て知り合いがおらず、人見知りな為不安が大きかったですが、久々の対面で対戦ができることができ、面白いデッキを使えることに心が躍動してました。
コロナ禍の為、当日の体温検査、対戦スペースの除菌、手指のアルコール消毒と感染予防に配慮されておりました。
和気あいあいとした空気が流れており、終始楽しんでポケカができました。参加されていた方のマナーが非常に良かったのも大きかったです。

普段輝くことが難しいカードを使う大会だったため、リーリエのピッピ人形の採用率が非常に高かったとのこと。大会の趣旨毎に使用率が高いカードが変わるのも面白い点ですね。

公認ジャッジの資格を持たれている方が、ジャッジとして参加してくださっているのも、非常に心強く感じました。

6.最後に

普段ポケカしている中で自分が思いつかないような面白いデッキを見ることができて、とてもいい刺激にもなりました。
ポケカに限らずですが、カードゲームは対面でやるのが楽しいですね。
次回もあるとの事だったので、また新たなデッキ作成に励もうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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