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【ポテンシャルポケカ】初代優勝構築!!亡霊の侵攻【大会レポート】

皆さん、はじめまして。うさまる(@usamaru_pokmon)と申します。
今回は大会レポートになりますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
発想が面白かったよって思った方がいらっしゃれば、投げ銭をいただけると今後の活動の励みにもなりますのでよろしくお願いいたします。
※もちろん全文無料でご覧いただけます。

1.ポテンシャルポケカについて

今回はさけねこさん(@pokemoncost)が企画してくださった「ポテンシャルポケカ」というイベントに参加させていただきました。
前回はプレオープンということで、今回が記念すべき1回目の大会ということになります。
大会概要の詳細・前回のレポートは下記の記事をご参照ください。

2.環境予想・デッキ選択について

前回のプレオープンでは多種多様なデッキが存在したため、今回からは環境予想することをほぼ諦めました。
ただ「特殊エネルギー」の採用率が高いと思ったので、そのケアは必要だろうと考えていたぐらいです。
さあ、今回のデッキ選択ですが、4/23に発売される新弾「漆黒のガイスト」より「クレセリア」「こくばバドレックスVMAX」が発表されたことで「あのカード」を採用することに決まりました。この2枚の登場により、今後使われなくなる(今も使われているのはあまり見かけませんが、、)であろうと思ったからです。
そのカードについては後ほど、説明いたします。
※そのカードは言わずもがな「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」に、サイドを献上するだけのポケモンです。

まずは新弾から出るカードたちの性能について。

「クレセリア」。

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ワザ【クレセントグロウ】が「自分の山札から超エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。そして山札を切る。
後攻プレイヤーの最初の番なら、つけられる枚数は3枚までになり、自分のポケモン1匹につける。」
ワザ【フレアスターター】を持つ「ボルケニオン」の超タイプ版で超強いじゃん。

「こくばバドレックスVMAX」。

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特性「めいかいのとびら」が「自分の手札から超エネルギーを1枚選び、自分のベンチポケモンにつける。その後、自分の山札を2枚引く」。
エネルギーが加速できて、山札も引くことができる。弱いわけがありません。

この2枚のカードが発表され、思いついた「あのカード」とは「ロトム」です。

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お世話になった方も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。
この「ロトム」は「ミュウツーHR争奪戦」という大会で使用された強化拡張パック「リミックスバウト」(sm11a)に収録されています。
この大会は「開封した強化拡張パック(リミックスバウト)15パック、イベント参加時に配布されるエネルギーカード、参加賞でデッキを作成する」というものです。
当日引いたカードでデッキを作るということでエネルギー加速や、デッキを引くという行為が、日常で使用するデッキより難しいです。
そんな中1枚で解決できたのが、この「ロトム」です。
山札を引くことができたり、エネルギー加速もできたりと優秀ですが、新弾カード達にお株を取られるので、供養デッキで挑むことにしました。

3.デッキレシピ

当日使用したのはこちらです。
(デッキコード:nnHNgg-9yN4Kx-HgngLn)

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4.採用理由と採用カードについて

ポケモン
・オーロット&ヨノワールGX 3枚
今回のメインアタッカー。4枚採用は過剰であり、2枚だとサイド落ちが怖いので、3枚。【ナイトウォッチャー】で相手の手札を2枚もデッキの下に戻すことができるのが非常に優秀。相手のテンポを崩せるのが、体にあってる気がします。
またGXワザ【ペイルムーンGX】も非常に強力。
「次の相手の番の終わりに、このワザを受けたポケモンはきぜつする。
追加で超エネルギーが1個ついているなら、相手のバトルポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。」
バトルポケモンを倒せる可能性もあり、エネルギーをすべてトラッシュできるなんて福袋並みに詰め込まれてます。

・ロトム 3枚
このデッキを始動させるエンジン役。できれば後攻スタートで起動させたい。
【エネアシスト】でベンチのオーロット&ヨノワールGXにエネルギーを2枚つけることができれば、後攻2ターン目で【ナイトウォッチャー】をうつことができます。エネルギーをトラッシュする方法は後述します。手札が芳しくない場合は【サイクルドロー】で山札を縦引きできるのも優秀です。

・ヨノワールライン 1枚-1枚-1枚
今回のオシャレ枠。採用理由は3つ。
①ヨマワルの特性「ひとだましんか」による手札トラッシュ、サマヨールへの進化。これでトラッシュにエネルギーをトラッシュすることができ、後攻1ターン目からサマヨールへ進化することができます。
後攻1ターン目から進化できることは、公式より回答が出ています。
(↑にリンクをつけておりますので、ご参照ください。)

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②ヨノワールの特性「ゴーストブリーチ」が環境にぶっ刺さり。

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環境予想・デッキ選択で少し触れましたが、本大会において特殊エネルギーの採用が高いと予想しました。非エクにおける「ツインエネルギー」、進化デッキで採用される「トリプル加速エネルギー」、最近では与えるダメージをあげることができる「いちげきエネルギー」など多数存在します。
それらのエネルギーを無色エネルギー1個分にしてしまえば、ワザを打つのが難しくなり、場合によっては全く打てなくなります。

③ヨノワールが2種類いるとオシャレだなと思ったからです。
それ以上でも、それ以下でもありません。

・チラーミィ-チラチーノライン 2枚-2枚
このデッキのサブエンジン。
後述する「マリィ」「ムサシとコジロウ」で相手の手札に干渉していく際、自分が手札事故を起こすと何もできず終わるので特性「やりくり」で安定度を高めます。
1エネルギーで起動できる【エネアシスト】で40ダメージを与えつつ、後続にエネルギーを加速できるのも評価ポイントです。

・ベロリンガ-ベロベルトライン 1枚-1枚
前回に続き、意地でも採用、、、というわけではありません。サブアタッカーとして役割を持たして採用しました。
「オーロット&ヨノワールGX」と後述する「マタドガス」「ムサシとコジロウ」で手札を0枚ににできれば、相手はトップ解決するしかありません。
そんな中、【ベロベロらんぶ】で相手の手札、山札の1番上、エネルギーをトラッシュさせることができれば、もがき苦しむことでしょう。

・デデンネGX 1枚
エネルギーをトラッシュに送るかつ、デッキを回す役として1枚。

・マタドガス 2枚
特性「ホワイトホール」が非常に優秀。「ムサシとコジロウ」と合わせて活用し、相手の手札を枯らしていくぜ!!

グッズ
・クイックボール 4枚
展開する上で4枚必要ですよね。ええそうです、必要なんです。

・クラッシュハンマー 4枚
エネルギーを破壊する上で、必要不可欠のカード。何を迷うことがあるのか、黙って4枚投入。コインは普段からオモテを出す練習すればいいのです。

・しんかのおこう-ポケモン通信 3枚-2枚
進化ポケモンを7枚採用しているので、「しんかのおこう」を厚めにしました。採用枚数は好みで分かれるかと思います。

・ポケモンいれかえ-ふうせん 3枚-2枚
後述する「マオ&スイレン」でベンチに下げる場面があったり、相手の「ボスの指令」で逃げるに必要なエネルギーが重いポケモンをバトル場に呼ばれることを考慮。もう少しここの採用枚数は変えてもいい気がします。

・ふつうのつりざお 1枚
ヨノワールやマタドガスを序盤にトラッシュする場面が出てくることもある為、リカバリー用に1枚採用。

・リセットスタンプ 1枚
脳死で1枚採用していました。この枠はエネルギーに触れられる「トキワの森」や「エネルギー転送」などといったカードに変更してもいいと思いました。
ただ採用している事で勝ちを拾った試合もあるので、抜くに抜けないカード。

サポート
・マリィ 4枚
可愛いから入れた。いや、妨害兼ドロソ用。
マリィ使用後に「ナイトウォッチャー」で、相手の手札が2枚になるのは結構きついもんです。(経験談)

・博士の研究 3枚
トラッシュにエネルギー落としたいから、3枚も採用してあげた。
可愛くないからほんとは嫌なんだけどね。ただデッキを回す上では必要最低限の枚数な気がします。

・ムサシとコジロウ 2枚
試合中に1回、マタドガスと絡めて宣言できれば御の字のカード。自分はチラチーノが場に出ていれば、手札に困らないので安心して打てる。

・ボスの指令 2枚
ベンチでコソコソ育てられたポケモンや、特性でデッキを回すようなポケモンがいたら躊躇なくハンティングする為には十分な採用枚数かなと。

・マオ&スイレン 1枚
現環境でHP270は少ないので少しでも耐久できるように採用しました。

5.当日の戦績

1試合だけ時間ギリギリになってしまったので詳細をメモする時間もなく、当日のスコアシート紛失したので、覚えている範囲内で。

1回戦
お相手:トゲキッスVMAX・ボーマンダVMAX 炎軸
6-3で勝ち。これはお相手に助けられた試合だった。
トゲキッスVMAXで好きなカードを持って来られるので、マリィ+ナイトウォッチャーを絡めて戦うことに。
最後はボーマンダVMAXの【ツインソニック】でオーロット&ヨノワールGXが倒せることを相手が気づかず勝てました。
これは実力ではなく、ただの運でした。

2回戦
お相手:ストリンダー
サイドを取り切ったのか、相手の種切れを起こさせたのか忘れたが勝ち。
相手のエレズンをみて察しました。山札を枯らされると。
ストリンダーのワザ【リスクテイカー】は非常に厄介であることは百も承知(自身も使っていた過去があるからね)。
ただここで活きたよあのカード!!そう、「ヨノワール」さん。
特性「ゴーストブリーチ」で相手のツインエネルギー、キャプチャーエネルギーを無効化。
非常に優位に試合を展開できましたが、クラッシュハンマーか何かで破壊されたエネルギー1枚を補う為に何故か数ターンかかってしまった。まあ勝てたからよし。

3回戦
お相手:炎バレット
6-4でギリギリ勝った記憶です。
こちらの回りが悪くウッウVに好き勝手されましたが、なんとか【ナイトウォッチャー】、【ペイルムーンGX】を駆使し耐えることに。
最後相手がいれかえ手段を引ければ、相手の勝ちということろで引かれず勝つことができました。

今回も運に助けられた要素が大きかったですが、ハラハラドキドキできて楽しかったです。今回はグループ予選を3-0で突破。デッキ優秀賞も獲得でき、記念すべき第1回ポテンシャルポケカで優勝することができました。

他の方のデッキなどについては運営の早瀬芹さん(@hayase3000)が書いてらっしゃる記事を見ていただければと思います。(記事へはこちら

ポケモンカードを初めて何かの大会で優勝したことはなく、記念すべき第一回目で優勝を飾れて非常に嬉しかったです。
今回優勝賞品で、有名なYoutuberである「もちポケチャンネル*」さん(@motimotimotti7)に取り上げていただけるとのことなので、非常に楽しみです。また今回使用したデッキは、優勝構築デッキとして秋葉原にあるカードショップ「ビームス」さん(@beems_cardshop)で取り扱っていただけることに!!!


6. 最後に

今回も個性のあるデッキがたくさんあり、とてもいい刺激にもなりました。
2回目も優勝目指して、また新たなデッキ作成に励もうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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