ヘルプマーク騒動について思うこと
初見でヤバさに気付く
初めて見たときに
これは、…パロディ？？
このデザインが採用されたどこかのポイントで
公式グッズ担当のデザイナーとか製作スタッフとか
気付くもんじゃないのかな〜…
と思いながら記事を読んでいました。
旦那もこの話は知っており、
「皮肉を込めてるんじゃないの？」
というコメントでした。
他人事じゃない…
うちの4歳は
自閉スペクトラム症、発達障害、知的障害があり、
リュックサックにヘルプマークをつけています。
なので尚更、
この騒動が気にかかっていました。
「ただのオシャレグッズと思われたらどうしよう…」
ヘルプマークの認知度はまだまだだなぁ、
と思っていた矢先にこんなグッズを出されて、
ユーザー（の親）としてモヤモヤな気持ちです。
微妙な認知度なので
これを付けている方を見たら、
「なんか電車の優先席に貼ってあるマークだ！」
と思うかも知れません。
逆に、
「あぁ、ファンなんだな〜」
と思うかも知れないですね。
「見た目では分からない障害があります」と
ヘルプを伝えるものなのに、
その役割さえ取り上げられてしまうのかと。
うちの4歳は言葉が話せません。
なので、
（考えたくないですが）万が一、
保護者とはぐれてしまったときのため、
裏側に「名前」「障害名」「対応してほしいこと」を
記入しています。
ヘルプマークを命綱、お守りと表現される方もいます。
法律違反
ちなみに、
ヘルプマークに似てるからダメ！
という理由だけでなく、
法律に触れるようです。
☑ 「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」に引っ掛かる
赤色の十字マークを使うには
世界的なルールがあるそうです。
私も今まで知りませんでしたが、
法律違反なデザインってことですね。
想像できる未来
「（あっ、ヘルプマークだ！）ここどうぞ」
と公共交通機関の座席を譲るとき、
「いえ、ファッションですんで」
「（紛らわしいからこれから声かけるの止めよう）」
という未来…嫌すぎる…。
正しい意味を知って下さい
ヘルプマークユーザーからのお願いです。
私はヘルプマークを
息子のリュックサックに
積極的に付けています。
安心、安全を守る強い味方だと思っているからです。
いざという時、
ヘルプマークの裏側を見て欲しい。
ヘルプマークを付けた息子を、
助けて欲しいと思っています。
某アーティストさんのグッズの対応が
これからどうなるのか分かりませんが、
せめてこの騒動でヘルプマークを
知ってもらえたらな…と思っています。
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