超歌舞伎

先日、久しぶりに歌舞伎座で歌舞伎を観てきました。(十二月大歌舞伎座)


通常午前の部と午後の部の2部制ですが、今回は3部制で、それぞれ2演目ずつでした。私た観たのは、第一部で、一つ目の演目は猫のお化けのお話、二つ目の演目は、初音ミクとコラボの「超歌舞伎」、『今昔饗宴千本桜』でした。

歌舞伎、たまに観るといいですね〜。美しいし、物語が、日本人の真髄とでもいうのでしょうか、今も昔も変わらぬ、今の日本人が忘れているけど実は根っ子に持っている魂のようなものを、思い出させてくれます。猫のお化けの話は、結構容赦無く残酷シーンあってびっくりでした。

で、「超歌舞伎」ですが、伝統芸能の歌舞伎に、ヴァーチャルの初音ミク(美玖姫)を登場させ、お客さんがペンライトを振り回し、声出しありの参加型歌舞伎でした。歌舞伎座でペンライトってなかなかですよね。見せ場のところで役者の屋号を叫ぶ、大向かいの掛け声も、全員参加ということになっていて、私も初めて「よろずや!」と叫んじゃいました。

超歌舞伎の役者さんは、中村獅童さんですが、ずっと獅童さん観たいと思ってたので嬉しかったです。しかも、超絶可愛い二人の息子さんと一緒に。毎日出てるのかしら、えらいわー😍

ヴァーチャルとの融合は、私にとってはちょっと微妙でしたが、宙乗りあり、毛振り(髪の毛をぶんぶん振り回すやつ)あり、花吹雪ありで、とても華やかで賑やかでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?