エヴァ初号機に指名されてメジャーレイザーを踊った話(熱(ゝε@)症かも)

いつも通り学校に行った。到着時間は8時52分。
車から出ようとしたのだけど、ムラムラしてたので自分の右乳を口に含んで吸っていたら、母乳が出てきた。最近ピル飲んでなかったしな、と妊娠したのだと思った。その時は冷静に母乳と対峙していた(母乳は、すこし苦くもありつつおいしかった)のだけど、だんだんその特異性に気づいてきて、すれ違う男子たちに「わたし、母乳出るようになったよ」と言い、飲んでもらうための伏線を張っていった。
歩いていたら四限の先生が外にいて、"出席が危機的状況にあります"ってメールを思い出したんだけど、とりあえず喫煙所に行ってみんなと駄弁ってたら、四限が始まる時間になっちゃってた。でもこれから同じ授業に向かう人もいくらか見かけたから、まだ平気か、まあ2年生しかいない授業だし、と思って教室に向かった。
そしたらみんなが外にいて、急に空が真っ暗になった。
なぜか中学の時の生徒会長がいて、「パリの小学校で家庭科の授業をしてきた。」と言っていてみんなで褒めた。ほんとは高校生なのに、大人の先生と間違えられたらしい。立派な授業をしたんだな、わたしもそんなふうにならなきゃなと思った。今日の模擬授業発表会はそんな生徒会長からだったんだけど、なんか今日の模擬授業発表会はいつもと様子が違った。
今日の模擬授業発表会は、みんな1曲ずつ持ち寄ってその曲を授業にするっていう形で、曲が終わったら終了だから、ひとり4分くらいの授業だった。

今思えばこの辺からもう様子がおかしかった。

最初は虹色の教室で、童謡みたいな曲を流してやっていた授業だったのだけど、だんだん暗い空の下の丘の上にある塔の頂上でやるようになっていて、気づいたらエヴァ初号機が司会進行をしていた。なんかだんだん曲選が教育的ではないようなものになっていて、流行りの曲やリミックスばかりで、盛り上がり方も含めてフェスにいるようだった。みんなでジャンプしてノっていた。もう授業ではなくなっていた。
ついにわたしの番が来て、トリだった。わたしはなんの曲を選んだんだっけ、と思いつつも、すでに耳馴染みのある曲がうっすら聞こえていた。考える暇もなく司会役のエヴァ初号機が「おまえだ、行け。メジャーレイザーだ。」と指からレーザービームを出してレーザービームでわたしを塔の上に連れていった。レーザービームは、特に痛くなかった。ビームで運ばれる道中、え、メジャーレイザー!?踊らなきゃ、と考えながら、だんだんと音が耳に近づいてきて、あの曲だ、と分かった。わたしは塔の上の鉄柱に跨って、暗すぎてもはや紫色っぽい色をした空の下で、メジャーレイザーの「Roll the Bass」らしき曲を踊った。たぶん、好きなダンスチームがショーケースの最後の曲に使ったリミックスが流れていたと思う。めちゃめちゃ音ハメできる曲のはずだけど、最近踊っていなかったのであまり上手くいかなかった。それでも曲に合わせてバイブレーションをしていた。

気づいたら暑すぎる車の中で痙攣していた。
わたしは、うお、と言って目を開けるとバックミラーに汗だくの自分が写っているのを見た。
全部夢でした。
時計を見ると11時48分。3時間経った空は曇りから照り照りの晴れになっていた。もしかしたら紫色の真っ暗な空も間に挟んでいたのかもしれないけど。わたしは涼しい部屋を探したけど結局どこも空いておらず、「あのときのレーザービームって、メジャーレイザーとかけてたのかな笑」とか考えながら喫煙所でドーナツを食べた。

虹色の教室、エヴァ初号機、メジャーレイザー。これぜったい具合悪い時に見る夢ですよね。


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