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鬼滅の刃で最初は一番苦手だった義勇さんをいきなり大好きになって生まれて初めてフィギュアを買うまでになった40代の話

※最終話までのネタバレがありますのでどうぞご注意下さい。


とにかく義勇さんが苦手でした

いや「苦手」というほど意識もしておらず、スルーしていたという方が正しいかもです。しのぶとカナヲと伊之助の死闘。何故に間に義勇さんの話を挟むのか?って思ってたくらいで、読み返す時はカナヲ達のとこだけ繰り返し読んでました。それくらい義勇さんは私の中でかなりどうでもいい存在でした。


それが201話でグッと義勇さんの印象が変わりました


そのことは以前noteに書いたので重複しないよう簡潔に言うと、

201話まで私は義勇さんを全く理解していなかったのだなとわかったのです。


それからというもの『鬼滅の刃』を読み返す時は義勇さんに目が行ってしまいます。その一つ一つの気づきについてはまた改めて書きます。たくさんありすぎなのです。


それにしても自分の人生にフィギュアが入ってくるとは夢にも思っていませんでした。


今まで「フィギュア」と言えばフィギュアスケートでした。浅田真央選手が大好きで、今も現役を離れられたことが信じられないくらい大好きでした。


が、フィギュアです。こちらのフィギュアと聞いて思い出すのが宅八郎さん。森高千里さんのフィギュアとのツーショットを思い出します。そういえば、宅さんのご著書を持っていました。この素質が私には元々あったのかもしれません。


しかしながら私の半生50年近くの間、ずっと隔離したところにあったのがフィギュアです。それが今では一緒に生活をしています。朝起きたら、義勇さんおはよう。帰ってきたら、義勇さんただいま。こんな自分を大丈夫なのか?と思わなくもないのですが、フィギュアというものは本当にすごいですね。


360°を超え、720°ですからね!(合ってますか?)

特にこの義勇さんのフィギュアは全方向素晴らしいですよね


最初、お店のショーウィンドウで見かけた時、生まれて初めてフィギュアに胸がときめきました。そんな自分にびっくり。


いやいや、これは何かの気の迷いでは…?と思いました。が、お店に行く度にそのケースを見ては「はーっ!やっぱいいわねぇ」なんて思っていました。それがいつの日か「あ、まだ売れてない(ホッ)」となっていきました。


そしてそして、ある日とうとう「あ、まだあった!今日も見れる!しかし、これが売れてしまったら私はどうなるんだろう…?」と唐突に思ったのです。。


そしてとうとう購入することに。個人事業主でもありますが主婦でもある私には高めな金額でした。けれども次回お店に来て無くなってたら…と想像すると、いてもたってもいられなくなりました。店員さんに「これです…」って指差すのはかなり恥ずかしかったのですが、今思い返してみてもちょっと恥ずかしいのですが、でも、そんなのは今あるしあわせから考えると本当に僅かなことでした。いや、やはり結構恥ずかしいものでした


多分コミックス17巻に収録されている150話の表紙がこのフィギュアのイメージなのではと思うのですが、その吾峠先生の作画もまた素晴らしいし、このフィギュアもまた素晴らしいです。どんな御仁がこれを造って下さったのだろう…?と入ってた箱の後ろを見るとお名前が。小勝負義久さん、と。ほんと素晴らしいお仕事をありがとうございます…!


義勇さんのフィギュアは居間のテーブルの上に置いて、常にすぐ見られるようにしているのですが、家族からは「壊れてからでは遅いのでどこか安全な場所へ仕舞って置いては」と提案されています。なので一度仕舞ってみたのですが、それではあまり楽しくありません。やはり常に目の届くところに置いておきたいです。みなさまはいかがされておられるのでしょうか。


まさか『鬼滅の刃』好きから、ここまで来るとは全く思っていませんでした。人生初、週刊少年ジャンプを毎週買うようになり、ついにとうとうフィギュアまで買ってしまいました。次に自分はどこに行くのか全くわかりません。しかし、こんなことは『鬼滅の刃』と出会わなければなかったことでしょう。作品に関わられた全ての方に感謝します。








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