梅雨

 梅雨になってしまった。毎日雨が降りじめじめ。かと思えば真夏日を記録したり。あまり好きになれない季節です。
 ところで、梅雨はなぜ『梅の雨』と書くのだろうか。梅の季節といえば春のイメージがある。
 調べてみると、諸説はあるようだ。『黴雨(ばいう、かびのあめ)が変化して梅雨になった』とか、『毎日雨が降るから毎雨、木偏がついて梅雨』とか。
『倍の雨が降るから倍雨、変化して梅雨』みたいなのも面白かった。
 いずれにせよ『普段とは質や量が違う雨が降る季節』という認識は共通していた。確かに他の季節と比べて特段に雨が降る季節なので、その通りだと思った。

 では、『梅雨(つゆ)』の読みについてはどうだろうか。
 こちらも、はっきりした事は定かではないようだ。『露(つゆ)の当て字』だとか、『(衣服や食べ物が)潰(つい)ゆ、からきている』だとか。個人的には『露の当て字』というのがスッキリする。
 こちらも、やはり季節にちなんだ読みが当てられているようだ。


 でも、「梅の雨」と書いて「つゆ」と読ませるのはさすがに強引だと思うなぁ。

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